2020年07月

2020年07月29日

「竜の道」始まる!

ネタバレ注意

竜の道!始まりました!

初回2時間弱の放送でした。

ハードボイルドってこんな感じなんですか‥

あまり観ない分野でしたので初っ端から
えーーーーーっ!!ってビックリしました。
あまりにも衝撃的な場面がいきなりキターーー!!って感じ‥
お顔がボコボコになった竜二役の高橋一生さんに
双子の兄竜一役の玉木宏さんが拳銃を向けているではありませんか!

そして‥そして‥ああ‥ショック!

昔観ました「仁義なき戦い」を彷彿とさせる画面を観て
なんだか昭和の空気を嗅いだような気がしました。

何だ!?何があったんだ!と事態を解明するような気持ちで
ドラマに入り込んでいました。

原作を読んではいますがドラマはまた別物ですね。

双子の兄弟矢端竜一、矢端竜二が中学生の頃
育ての親の経営する吉江運送を
キリシマ急便の霧島社長(遠藤憲一)に乗っ取られます。
挙げ句、両親はガス自殺を図ります。
両親の実の娘である妹の吉江美佐(松本穂香)は
知人に預けられていましたが戻ってしまい
ガスを吸い廊下に倒れていましたが助かります。

一時親戚の家に預けられた3人は
余計もの扱いをされ辛苦をなめながら生活します。

育ての親を死に追いやった霧島を
竜一はナイフで刺そうと待ち伏せしますが
一方も無く追いやられ頬に傷を負わされ
復讐の念をより強く持つのです。

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竜二は燃えるような復讐心のスイッチが入った
竜一の有様を見て同調するようになります。

成長した竜一は身寄りの無い自殺願望の斎藤一成という男を
自宅で練炭自殺させ火を放ちます。
タバコの火の不始末のように細工し
竜一の焼死体であるかのよう見せかけます。
双子の弟竜二と妹の吉江美佐は警察の霊安室で
竜一だとされる焼死体と対面を果たしショックを受けます。

竜一自身は整形で顔を変え斎藤一成として生きる事になります。

DSCF9419


その後、竜一は竜二との再会を果たし真相を話します。
竜二は竜一だけに苦しみを背負わせない覚悟を決め
二人は霧島社長への復讐を固く誓い合うのです。


竜一は裏社会のドン曽根村(西郷輝彦)に行き掛かり上やむなく
霧島社長への復讐の顛末全てを話し、体を張って取り入り
組織をうまく利用しながら復讐の糸口を狙う態勢に入ります。

竜一は仕手筋から金を受け取り提灯記事で紙面をうめ
仕手戦に便乗して利鞘を稼ぐような業界紙とは名ばかりの
言わばやくざまがいの会社に務めていましたが
アクシデントの際に社長を死に至らしめ10億という裏金を奪います。


竜二は国土交通省の官僚として出世し
陰で竜一と密かに会いながら法令から糸口を見つけるべく
虎視眈々と霧島社長への積年の復讐のみに没頭します。

妹の美佐は竜二と共に警察の遺体安置所で
竜一の偽装焼死体と対面していましたので
兄の竜一はあの時焼死したと信じ
何も知らず働きながら大学へ通い教師となっていました。
花火大会の夜竜一は行き交う人々を横目にしながら佇み
家族で過ごした幸せな時間を思い出すと不覚にも涙をこぼします。
偶然にも竜一のその様子を竜二と待ち合わせて花火大会に来た
妹の美佐(松本穂香)に見られます。
しかし整形した竜一を美佐は兄だとはわからず
竜一の方も大きく成長した美佐を妹とわかりません。


なんか‥辛い
でも‥見なくちゃ、観たい‥見届けなければと思います。

あの震えるような信じ難い衝撃の冒頭のシーンが
私の頭にこびりついて離れません。

ドラマが体の中にドッカーンと入ってきたという感じです。

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2020年07月27日

井伊直弼ではなかった?じゃぁ開国は誰が‥



この記事を読んだ時「えーっ!うっそー!」って感じでした。
にわかには信じられない気持ちです。
日本を開国に導いた人物は大老井伊直弼と
皆さんも学校で習いましたよね‥

しかしですねえ‥
私はまだ読んではいないのですが

7月15日に刊行された拓殖大教授関根基氏の著書
「日本を開国させた男、松平忠固ー近代日本を築いた老中」に
よりますと、日米修好通商条約を断行したのは
井伊直弼ではないと記されているとのことです。

「まつだいら ただかた」というお名前は初めて目にしました。

徳川政権の閣内にあって、ペリー来航当初から声高に交易通商を
主張しあらゆる難関を乗り越え調印を果たしたのは
井伊直弼ではなく松平忠固と言う人物だということです。

ところが松平忠固は調印を果たした翌年1859年に
48歳で突然亡くなリます。

病死ということですがこの死には色々と疑問が生じているようです。

国のトップが謎の死を遂げたり暗殺されたりと
政敵同士熾烈な足の引っ張り合いもあったようです。
うーん‥当時は過渡期の混乱もあり
混沌とした時期でもあるわけで
歴史的操作も行われたかもしれませんね。

しかし日本開国の実質の立役者であった「松平忠固」の存在を
なぜ誰も語ろうとしなかったのでしょう。

「日本を開国した男、松平忠固」には
〈現代に至ってもまだ日本人は長薩政権のプロパガンダを
信じ込まされているのだ〉とあるそうです。

ぜひとも読んでみたいと強く思います。

しかし私が生まれたのはぶっちゃけ1954年なんですが
遡ってたかだか100年にも満たない頃の話なんですねえ‥

かくいう私はかの井伊掃部頭直弼の銅像が
開国の象徴である横浜の港を向いて立っておられる
掃部山公園で幼い頃毎日のように遊んでおりました。

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             横浜市西区紅葉ヶ丘 掃部山公園

曾て家族で居住していた父の会社の社宅の前の通りは岩亀横丁といい
徒歩1~2分の所に岩亀稲荷がありました。
気がつかず通り過ぎてしまう程間口の狭い稲荷です。

開国間もない安政のころ太田屋新田に居留外国人の社交場として
遊郭が開設されました。(現在の横浜関内の一角)
その中でも豪華な遊女屋を岩亀楼と言いました。
外国人は羅紗緬のいる岩亀楼でしか
遊ぶことが出来ない決まりがあったのです。

そこで働く遊女達が静養する寮があったのが岩亀横丁のあたりであり
遊女達の心の拠り所として信仰を集めたのが岩亀稲荷だったそうです。

百十数年後、歴史の教科書で聞きかじった一角で
私は友達と駆け回っていたんですねえ‥

百年ってそんなに昔ではないです。
私の母だってペロッと90歳ですしねえ‥

遊女さん達のため息や呼吸がまだ消えきらないような頃
私はそこで生活していたのだなあと
なんとなく想いに耽ってしまいます。

話は少し逸れますが
「おんな城主直虎」は1500年代半ばのドラマでした。

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井伊家と言いますのは周辺の大国から踏みつけられながらも
なんとか形を変えつつ息を止めずに生き残り
徳川の閣内においても存在を維持してきました。

そしてそれは1800年半ばの開国まで達した事を想いますと
まあ、直虎はドラマではありますが感慨深いです。

政次のあの自分を盾にした行為は
今にも途切れつつある井伊家の行跡を繋げるため
自分が橋になり人々がそのまま
歩いていけるようにするためのものだったのです。


何れにせよ開国についての経緯がどのようであったのか
松平忠固について知りたい気持ちはあります。









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2020年07月23日

スパイの妻!上映劇場情報!



10月16日(金)公開の「スパイの妻」の
上映劇場が決まりました。

ちょっと‥少ないなぁ‥
私は神奈川県在住の人間ですがなんと上映館は2劇場だけ‥

前回の「ロマンスドール」とまったく同じです。

何でだろう?‥映画配給会社によるのかな‥
上映館のある県に居る私などはまだいい方です。
無い県もあります。
がっかりしている方もいらっしゃいますし
県またぎで出かけなくてはならない方もいらっしゃいます。

今まで私が観たいと想った映画のほとんどは
電車で10分くらいの近場の劇場で観る事が可能でした。
しかし今回の「スパイの妻」上映館は
どう考えても1時間以上はたっぷりかかる場所にあります。

「ロマンスドール」の時、母のデイサービスの送迎の時間と
上映時間との兼ね合いを考慮してようやく行く事ができました。
今回も同じ事になると思いますが‥
まあなんとかなるでしょう。

今回どうしても観たいのです。


優作さんと聡子さんをしっかりと眼に焼き付けたい!



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2020年07月21日

三浦春馬さん



一瞬ドッキリ?と思いました。
何が起きたのかわかりませんでした。
そのくらい三浦春馬さんと死との距離は果てしなく遠く
想像する事の方が難しい位です。


私は以前故吉行淳之介さん和子さん故理恵さんのご母堂の半生を描いた
NHK朝のテレビ小説「あぐり」を欠かさず観ていました。
調べてみましたら1997年の放送ということです。

7歳の三浦春馬さんのデビューはこの「あぐり」だったんですね。

NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」では
井伊直虎が柴咲コウさん、井伊直親が三浦春馬さん
そして小野政次が高橋一生さんでした。



幼名おとわ(直虎)、亀之丞(直親)、鶴丸(政次)の三人は
龍潭寺(菩提寺)の住職南渓和尚(小林薫さん)のはからいで
幼い頃から一緒に学び一緒に遊ぶ幼馴染でした。

おとわは井伊家当主井伊直盛の一人娘で
幼くして分家の嫡男亀之丞と婚約します。
鶴丸は井伊家筆頭家老の小野政直の嫡男です。
鶴丸はおとわと亀之丞の親達とは明らかに異なる父の姿に違和感と
葛藤を抱えながら過ごします。

そんな中亀之丞の父直満は今川に謀反の疑いで殺害され
しかも亀之丞の命をも狙ったため急遽亡命することになり
亀之丞は故郷井伊谷から離れる事になります。

行方も生死もわからぬまま10年の月日が経ったある日
亀之丞は立派に成長して井伊谷へ帰還を果たします。

この時のシーンについての高橋一生さんのインタビュー記事が
私は忘れられません。

『三浦さんは僕より背も高いですし顔もすごく素敵ですし
大きくなった直親(亀之丞)と再会したシーンでは
自ずと政次(鶴丸)のコンプレックスが炸裂するんです。
子供の時はあんなに小さかったのに大きくなっちゃって!とか
笑顔が眩しい!とか(笑い)森下佳子さんの脚本や衣装さんなど
たくさんのスタッフの方達が
自然とそう思えるように組みたてて下さっていたので
僕としては三浦さんとの対比で考えるというよりは
その場にいるだけで
本当に政次の気持ちになっていく事が出来ました。』

高橋一生さんはこの時の三浦春馬さんは本当に眩しくて
実際コンプレックスを感じてしまうほどだったと
その後も語っておられました。

当時ドラマを観ていた私自身も
幼い頃体が弱くいいなずけであるおとわに負い目を感じ
自分を卑下していた亀之丞が堂々と帰還したシーンは
「おーっ!」という驚きの声を発してしまうくらい
大きく逞しくそして輝いて眩しいほどでした。


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亀之丞の頼もしさを充分感じると同時に
隅で待受けその姿を見ていた鶴丸の心情を慮らずにはいられない
二人の対比を強く印象づけるシーンでした。



あの時の三浦春馬さんの晴れ晴れとした芝居を
私は忘れる事が出来ません。


                                                         




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2020年07月18日

菊田一夫演劇賞授賞式!高橋一生さん授与!



昨日は第45回菊田一夫演劇賞授賞式が開催されました。

お陰様で高橋一生さんは「天保十二年のシェイクスピア」での
佐渡の三世次役が評価され受賞式に参加され
賞を授与されるに至りました。

一生さんはまさかこのような光栄な賞をいただけるとは
想ってもみなかったようです。



コメントの内容をまとめますと

佐渡の三世次の役において大きなジャンプをする感覚はなく
久しぶりの舞台ですし、しかも音楽劇で歌う歌の
ハードルは高かったと吐露されています。
最初の歌のレッスンにおいて
「きっと大丈夫」と言われたようですが
一生さんとしては「きっと大丈夫じゃないんだろう」と
思われたようです。また、今回の座組は大ベテランが多く
稽古期間は背中を見させていただき
皆で団結することも大事なんだと感じたそうです。

今回の公演は途中で中止になったこともあり
受賞についてはいろいろ想いが混じり合ったようですが
芝居を信じていこうという想いが高まったそうです。

コメントの内容からわかるように
高橋一生さんの芝居に対するスタンスはずーっと変わらず
一生さんご自身がいつも話される仕事への向き合い方の表現として
同じ所を打ち続けるという状態だと思います。

しかし今回は音楽劇と銘打つ舞台でしたので
高橋一生さんとしては舞台で歌を歌うという
新分野に入ったわけです。

一生さんは既にエレファントカシマシのカバーアルバムで
東京スカパラダイスオーケストラとのコラボで参加していますし
主演ドラマの主題歌のCDも発売されていますが
やはり舞台での歌となりますとニュアンスが異なります。

しかし実際に2回公演を観させていただきましたが
それは素晴らしい出来栄えでした。

佐渡の三世次は流れるような溢れるような
歌とはわからないくらい耳に心地よい歌を
自然にしかも刺激的に歌い上げていました。
歌の持つ魔力に誘引され
又すぐに聴きたくなってしまうような中毒性を感じる程でした。

しかもその傾向は「天保十二年のシェイクスピア」で
歌われた歌全てに言える事でした。
実に素晴らしい音楽劇でした。


改めて菊田一夫演劇賞受賞おめでとうございます。

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