2024年06月

2024年06月20日

366日‥ふぅ‥終わった‥って感じ


フジテレビ月9ドラマ「366日」が終わりました‥

実はこのドラマ、まともに見る事が出来たのは
3話位までで、後は苦しくなってしまって
直視できないような状態でした。

ですから録画をして様子をうかがっていました

観てしまうと感情が渦を巻いてしまって
冷静に観ていられなくなるんです‥

登場人物への感情移入はもちろんの事
ドラマの脚本へ対するイラつきのような感情も抑えきれず
見たいのだけれど、途中下車せざるを得なくなるのです

だったら、はなっから観なければいいのにと
思われるかもしれませんが
ドラマを観るのは大好きで、のめり込むからそうなるのです‥

結局、4話から10話は最終回目前の3日前あたりから
一気見に近い状態で、漸く観る事にしました。

色々と引きずる感情が短時間ですむので
イライラもつのらなくて済むと想い
一挙にドドーっと「366日」と向き合いました

「はっきり言いなさいよ!まったく、もう‥」
「ちょっと、それはないわよ!何言ってんの!」
「何チョロチョロ動きまわってるのよ!あなたは!」
「人の恋路を邪魔するなんて!野暮な事やってんじゃないよ!!」
「ああああああああ!じれったい!!見てられない!」
「ちょっと、焦りすぎよ!長ーい目でみてやってよ!」
「過去は置いといて‥今の彼と付き合ってよ‥もう‥」
と、いつもにも増して
感情が言葉となって噴き出てしまいます。



最終回の予告を見ると
過ぎ去った日々を遠くから見るような視線で
桜の木を見上げる明日香の様子が映しだされます‥
同時に「一生忘れられない恋だった‥」という過去形のフレーズと
悲恋ソングとして認識していた、HYの主題歌がバックに流れれば
どうしてもハッピーエンドという結果は想像しにくいですよね‥



最終回は‥半分祈るよう気持ちでドキドキして観ました。
ああ!早くスッキリしたい


遥斗は大阪へ旅立つ当日、竜ケ崎の駅のベンチに座り
電車を待っていました‥
和樹から渡された、コンサートのチラシを遥斗は見るのですが
二つに折って鞄の中へしまいます。

今日開催されているコンサートは明日香が出演しているのです。

「なんだよなんだよ!おい!行かないのか!おい!」
私の感情は容赦なく口を突いて飛び出してきます。

電車がホームに入ってくると遥斗は荷物を持ち
躊躇なくドアの前へ進み開くのを待ちます‥

「えー!このまま行ってしまうのかいな!」
ああやっぱり、このドラマはお別れのドラマだったんだ‥やはり‥
うーん‥仕方がないのかな‥遥斗の状態は傍で見ている程
元の状態にすっかり戻っているわけではないのだし‥



と想っていたら、なんとなんと!遥斗が
コンサート会場のドアの前で佇んでいるではありませんか!!
正に今明日香の演奏真っ只中というタイミングでした!!
「やっとだよ‥まったく‥もう‥‥」

肩の荷が下りるような感覚でした‥

ドラマを観てこんなに泣くのは久しぶりでした。
涙がドドーっと出てティッシュペーパーで鼻もかみながら
ああ!良かった‥と心底思いました。
明日香と遥斗が一緒に歩めればいいなあと想って観ていたので
私としてはほっとした母親のような感覚でした。

ずーっと振り回されっぱなしでした‥



そうか‥366日ってそういう事だったのかと
漸く理解できました。

HYの「366日」は、365日想ってもまだ足りないという事から
366日というタイトルとなったということのようですが
ドラマはそれプラス
遥斗と明日香がお互いの想いを確かめ合った日から
366日目に漸く再びあの時のように確かめ合う事ができたわけで
二つの意味合いがあるという事になりますよね

そして時は流れ‥2028年‥家族が3人になった場面は
観ていて本当に幸せな気分でした。

ふたりは一緒に居られる喜びと、今という時間の尊さを
辛い想いを重ねた分だけ充分感じているでしょうね‥


途中お腹いっぱいになりかけたドラマだったけど
とても楽しめたドラマでした。






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