2019年02月26日
みかづき!最終回 !素敵でした!
\今夜 いよいよ最終回!/
— NHK大阪放送局 (@nhk_osaka_JOBK) 2019年2月23日
▽土曜ドラマ「#みかづき」
▽23日(土) 午後9:00〔総合〕
吾郎と千明、ふたりの見果てぬ夢の終着駅は?
塾とともに歩んだ夫婦と家族の半世紀を描いたドラマ、ついに完結!
#高橋一生 #永作博美https://t.co/xQxNPLkias
最終回観ました。淋しいなあ
5回ってあっという間だなあ‥
しかも2月は逃げるって言いますが
ほんとに「みかづき」と共に逃げていっちゃう
私がこの「みかづき」を読んで一番心に染みた一節‥
これこそ教育の真髄だと思います。
「正義や美徳は時代の波にさらわれ
ほかの何ものかに置きかえられたとしても
知力は誰にも奪えない。そうじゃありませんか。
十分な知識さえ授けておけば、いつかまた物騒な時代が訪れた時にも
何が義であり何が不義なのか
子どもたちは自分の頭で判断することができる。
そうじゃありませんか」
私は小学校低学年の頃近所に出来た小さな学習塾に通っていました。
昭和30年代、右肩上がりの高度成長時代
近所のあちらこちらに雨後の筍のように塾が出来はじめました。
まさに吾郎と千明が立ち上げた「八千代塾」のように
その頃は小さな塾が主流でした。
「みかづき」はそんな塾をめぐる
男と女が織りなす物語なのですが
千明という女性の熱くたぎるような想いがなければ
人を引き寄せ、人を生むということはなかったのですよね。
千明の想いの最大の理解者は吾郎でした。
吾郎が存在したからこそ千明の夢は輝きを増すに至ったわけです。
「私ね、学校教育が太陽だとしたら
塾は月のような存在になると思うんです。
太陽の光りを十分吸収できないこどもたちを
暗がりのなかで静かに照らす月。
今はまだはかなげなみかづきにすぎないけれど
かならず、満ちていきますわ」
しかし千明は気がつきます。
いつの時代においても教育に完璧はなく
改革が必要だと叫ぶ声がいつまでも続いていることを‥
だからこそ「常に何かが欠けている三日月。
欠けている自覚があればこそ人は満ちよう
満ちようと研鑽を積むのかもしれない‥」と千明は悟ります。
「満ちようとするのはもうおしまい」
「永遠に満ちることのないみかづきのままで‥」と吾郎‥
「そう、みかづきのままで‥
私結構みかづきでいるの好きかな」と千明は言いました。
割れ鍋に綴じ蓋の表現があっているかどうかわかりませんが
吾郎という蓋が見つかったからこその、割れ鍋千明だったと思います。
NHKみかづき
ダニーボーイ~が流れます‥
「今度は読むわ。読みたいわ‥」と千明。
「あなたに会えて良かった‥」
やばい涙でてきた‥
そして‥‥千明の想いは引き継がれ
いろいろな形に変化しながら成長を続けます。
「ばあちゃんの想いはまだ続いてる」‥‥
千明という女性は性格も生き方も強烈でした。
高齢時の千明と吾郎は特殊メイク無しでも
場に溶け込んでいて違和感は無かったです。
面白くて素敵なドラマでした。
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