浦井健治さんと天保十二年のシェイクスピア「竜の道」読了

2020年03月19日

NHK朝の連続テレビ小説に思うこと



NHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」もあと1週間ちょっとで
終了してしまいますねえ‥
半年ってあっと言う間ですね。
スカーレットの役者さんが最高でしたし
脚本がとっても良かったです。

歴代の朝ドラをコンスタントに観ていたわけではないのですが
2011年の「おひさま」から現在の「スカーレット」までは
怠り無くずっと続けて観ています。

きっかけは「おひさま」の舞台が
母の里、長野県の松本と安曇野だったからです。
予告を見て楽しみにしていた「おひさま」ですが
あの東日本大震災で開始が遅れたという記憶が
昨日の事のように思い出されます。

また高橋一生さんが満島ひかりさん演じる育子の
初恋の人上原秀雄役ということで出演したのも忘れられません。

東京大空襲で育子を助けたために重症を負ってしまい
育子に「恋したんです」と告白し亡くなってしまう
医学生の役でした。
たった2話だけの出演でしたが
私にとって「感謝感激雨あられ」でした。


そして2017年の「わろてんか」はいわずもがな
高橋一生さん演じる伊能栞を思い出すと
松たか子さんが歌う主題歌「明日はどこから」が自動的に
私の頭を駆け巡ります。はぁ~栞様ぁー!

DSCF6176

小学生の夏休みにも朝ドラの思い出があります。

夏休みは松本にある母の実家へ必ず逗留していました。
祖母と祖父が私達がまだ寝ている間に
お蚕さん用の桑の葉を摘んで
お蚕部屋の棚へ敷き詰めるという作業を終えた後
皆で朝食を摂るという決まりになっていました。

一番古いNHK朝の連続ドラマの記憶は、祖母が観ていた
「うず潮」だったと想います。

その後、夏休みで松本へ逗留するたび
朝の食卓は「おはなはん」その次は「旅路」と続き
「びっくりしたずら‥」「へっ!たまげたなぁー」などと
祖母はドラマを観ながら信州なまりで色々感想を述べていました。
明治生まれの祖父母の記憶が蘇ります。

そして1993年前期の「ええにょぼ」は
登校拒否気味の長男と観ていた記憶があり
思い出しますとなんとなく胸がジワッと縮むような感覚になります。

小学校の低学年でしたが長男は朝ドラを私と同等に観ていました。
毎日の事なので今日見たら明日が気になりますものね。


「おかあさーん!はじまったよ!」という長男の声を
複雑な想いで聞いていたあの頃‥‥様子が蘇ります。

いろいろな事がありましたが
長男は結婚しあの頃の長男とそっくりな
小学生の男の子の父親になっております。

連続テレビ小説は見始めますと朝のリズムの中に
しっかりと組み込まれ、明日に繋がり
いつの間にか糧になっていたりします。

私は結構観ていた方かなぁ?

でも日本に居住していれば
どこかで朝ドラとの縁があるかもしれませんよね。

そうだ!日本だけじゃないです!
昔シンガポールを旅した時テレビをつけると
「おしん」が放送されていてびっくりしました。
海外でも放送されていますよね。

昔の作品を思い返してみますと
その頃の生活の様子も同時に思い出されます。
月曜から土曜日の朝8:00~8:15
午後12時45分~13:00まで放送ですし
最近はBSプレミアムでも放送されています。

自分の生活のリズムに合わせて観る事が出来ます。

老母などは心の糧のようにもなっている様子が見て取れます。
明日も観られると思うから今日観るという心情のようです。
一週間先でなく明日も続きが観られるという即行性の積み重ねが
生活のリズムを導いてくれているような気がします。

明日も観られるかな‥観られるという事は
この上無く幸せなことですよね‥つくづく思います。




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wxy812 at 21:34│Comments(0)思うこと | 連ドラ

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