天国と地獄!第1話はじまった!!~~「天保十二年のシェイクスピア」第28回読売演劇大賞作品賞ノミネート

2021年01月20日

天国と地獄~サイコな2人~第1話(改めて)

ネタバレ注意

1月17日の21時から15分拡大SPで始まった日曜劇場
脚本家森下佳子さんによるオリジナルストーリー
「天国と地獄~サイコな2人~」は
テンポ良く始まりました。

『知っていますか?本当は月は太陽に
太陽は月になるはずだったんですよ。
でも、シャカナローの花を盗んだから―。
月は太陽に、太陽は月になった。
運命が入れ替わってしまったんですよ。』
(TBSテレビ日曜劇場「天国と地獄~サイコな2人~」から)

奄美・鹿児島県喜界町に伝わる「月と太陽の伝説」をモチーフに

『今日からは、あなたが殺人事件の容疑者、私は刑事ですから。』と
究極の入れ替わりストーリーを宣言するかの様にすべり出しました。

シャカナローの花とは架空の花のようですが
盗んだとはどういう事?と想い調べてみました。


【太陽と月は今宵どちらかのお腹の上にシャカナローの花が咲いたら
咲いた方が昼の太陽に咲かなかった方が夜の月に
という約束をしたそうです。

先に起きた太陽は月のお腹の上に咲いているシャカナローを見ました。
どうしても自分が昼の太陽になりたい太陽は
月のお腹に咲いたシャカナローを盗み
自分のお腹の上に植えてしまったそうです。

それからというもの太陽は昼に、月は夜に出ることになったのですが
あらぬ事をした太陽は誰もまともに見る事が出来ない姿になり
月はいくらでも見ることができる美しい姿になったそうです。】
(鹿児島県大島郡喜界町~『鹿児島県喜界島昔話集」から)


本来ならば太陽が月になるべきで月が太陽になるべきだったのですね‥

おおまかなあらすじは‥
綾瀬はるかさん演じる仕事にどん詰まる
警視庁捜査一課の刑事・望月彩子と
高橋一生さん演じる表向きはベンチャー企業の経営者で
実はサイコパスな殺人鬼かもしれない日高陽斗の魂が
猟奇事件の犯人として日高を追い詰めようとした
彩子とのせめぎ合いの最中に2人共々歩道橋の階段から落下した際
入れ替わってしまうという
真にエキサイティングな事象に見舞われてしまうというものです。

お互いに入れ替わってしまった事に気づく両者ですが
入れ替わりに対する反応が正反対であることから
それぞれの立場をより客観的に見られて面白いです。

入れ替わりがわかった時点の綾瀬さん一生さんのお芝居を観たとき
鳥肌が立つほど興奮してしまいました。

目覚めた一生さん演じる日高は既に表情も目つきも女性となっていて
あのクールで不敵な笑みを浮かべる日高はどこにもいません。
日高の中に居る事を彩子は気がつき驚愕します。
怯えと戸惑いと悲しみで悲嘆にくれます。

綾瀬さん演じる彩子の中に居る事を日高は気がつくのですが
あのどん詰まりの彩子の顔付きとは違いクールな印象です。
日高はむしろ彩子の中に居ることを運がいいと喜びます。
あの日高の不敵な笑みが彩子の表情に浮かぶのですが
なぜか数段と恐ろしく感じてしまいました。



日高陽斗、望月彩子という二人の名前から
なんとなく太陽と月を連想させ伝説との兼ね合いが気になりますし
ドラマの中の出来事を額面通り受け取っていいのかどうか
何かとんでもない事が隠されているような気もしますし
これから楽しみです。




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