舞台

2023年08月30日

兎、波を走る!無事に大千穐楽を迎えました!そして今冬放送決定!

NOD・AMAP第26回公演「兎、波を走る」は
8月27日の博多座で大千穐楽を迎え無事69公演を乗り切りました。
おめでとうございます。

東京芸術劇場プレイハウスにおいて6月17日に初日を迎えた
東京公演は7月30日まで
大阪公演は新歌舞伎座で8月3日から13日まで
博多公演は博多座で8月17日から27日まででした。

想えば2か月以上前の、梅雨真っ只中の6月17日
晴れ男の異名を持つ一生さんらしい空模様の中舞台は開幕しました。

舞台「兎、波を走る」は
気象観測始まって以来最高の酷暑日を記録する中
アクシデント等の報告もなく無事全ての日程を熟し
多くの人々に感動、感慨を与えながら大千穐楽を迎えられたようです。

出演なさった役者さん達の千穐楽後のツイートを拝見しますと
千穐楽翌日、朝起きたら体が痛かった方、寂しさを感じている方
69公演を完走したスタッフ、キャストを労う方
素晴らしい舞台へ参加できた事へ感謝する方
舞台ロスを解消するには次の舞台しかない!と走り続ける方
そして何よりも皆さん観客への感謝を述べられていました。


私も体調不良でなければ、暑い夏の中を走り抜けながら
舞台の共犯者になれたのに‥と寂しい気持ちになります。

こうなりますと一刻も早い放送を期待していたのですが
待ってました!WOWOWで今冬「兎、波を走る」の放送決定!です。
良かった!!日程はまだ未定ですが、楽しみです!










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wxy812 at 10:45|PermalinkComments(0)

2023年05月15日

「兎、波を走る」はあきらめました

NODA・MAP第26回公演「兎、波を走る」の
チケット先行予約は軒並み落選してしまいました。

2次のプレオーダー受付のお知らせが来ましたが
なんだろう?気が留まってしまって‥今回は見送る事にしました。

ああ!同じ場に流れる気の中で高橋一生さんの芝居を
共有したいという衝動は抑えきれない位にあるのです‥

しかし、今回はそれ以上に、義妹の闘病生活の事情と相まって
一旦は去って行ったと思っていた
亡くなった母へ対する喪失感が
再び波のように強く押し寄せるような感覚で
私の中へねりねりと津波のように這い上がってくるのです‥

溺れてしまわぬように、なんとか高台に上がって行かなければと
今、前へ前へと歩みを進めている現況です。

ギリギリなんてことは決してありませんが
余裕ある心持ちと、しっかりと立てる場を見つけています。


これまで何かに突進し、現場で高揚する事で充実感を得ていました。

しかし、最近は離れて全体を観ている事の方が落ち着くし
その方が細部まで見極める事が出来るような気になってしまうのです。

もちろん「岸辺露伴ルーブルへ行く」は映画館へ足を運ぶ予定です。



何も考えず、ストレートな行動をとれる事って
幸せな事だったんだなぁ‥










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2023年03月09日

NODA・MAP新作「兎、波を走る」に高橋一生さん!



劇作家、演出家、俳優でもある野田秀樹さんが率いるNODA・MAPが
2年ぶりの書き下ろし新作を上演します。

新作のタイトルは「兎、波を走る」だそうです。
そういえば今年は兎年だったっけ‥
「うさぎなみをはしる」は諺だそうで‥初めて知りました。

『さざ波の立つ水面に月あかりが当たると
白く輝き、兎が走っているように見えることからきているそうです。

又、兎というのは水を怖がるそうで
水の中に深く入る事はなく
仏教で悟りの浅い段階にとどまっている者をいうそうです。』

物語設定は「"潰れれかかった遊園地″を舞台に
繰り広げられる″劇中劇(ショ―)"のようなもの」で
″アリス″が登場するようです。
果たして、あの不思議の国へ迷い込む″アリス″なのか?どうなのか‥

タイトルからしてなんだか、曰くありげです。
野田さんは「なんともいたたまれない不条理」を
感じ取っていただければと書かれています。
「兎波を走る」の響きから不条理を感じるストーリーとは?

キャストは高橋一生、松たか子、多部未華子、秋山菜津子
大倉孝二、山崎一、大鶴佐助という
スペシャル版ともいえる皆さんです。                                              

大方、一生さんとはドラマで共演なさっていて
気心が知れた方ばかりですね‥
秋山菜津子さんは白井晃さんの奥様なんですね‥ご縁が重なります。



東京公演2023年6月17日(土)~7月30日(日)東京芸術劇場プレイハウス
大阪公演2023年8月3(木)~8月13日(日)新歌舞伎座
博多公演2023年8月17日(木)~8月27日(日)博多座という日程です。

一昨年WOWOWの特集でNODA・MAPの公演4作品を観ました。

気が付くと人間の真理や、真相がしっかりと潜り込んでいて
最後にはまるで深い海の底に沈んだような心持ちにさえなるのですが
光はしっかりと差し込んでいました。
変わり玉(色が何色にも変わる飴)のように、一筋縄ではいかないのが
野田さんの演劇の世界のような気がします。

とにかく、観に行かなくちゃ!
一生さんの芝居を観に行かなくちゃ!!

昨年の一生さんの「舞台2020」はやっぱり7月で
渋谷駅から徒歩7分程のパルコ劇場ですが
閉口するような人口密度の高さ、蒸し暑さは
老体にとって、なかなか厳しい道のりでした。

今回の「兎、波を走る」は、母の介護で断念せざるを得なかった
2021年の「フェイクスピア」の時と同じ
東京芸術劇場プレイハウスということで
駅から直接行けると聞きました。少し楽が出来そうです。

夏場で長丁場の舞台なので、皆さん体調には神経使うだろうなぁ‥

楽しみ!!!



東京公演のチケット一般販売は5月28日10時から
大阪公演、福岡公演の一般チケット販売は
7月8日10時からとのことです。





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wxy812 at 17:06|PermalinkComments(0)

2022年07月21日

舞台ニーゼロニーゼロ!配信観ました!


本日pm6時からの高橋一生さんの一人芝居
舞台2020ニーゼロ二ーゼロの生配信をWOWOWで観ました。

7月16日、渋谷PARCO劇場でのマチネを観て
物凄いインパクトを受けた私ですが
今回この配信を観て、あの時と違った感慨を覚え
思いがけず涙が出てきてしまいました。

配信ですので劇場では感じることの無かった
一生さんの表情の変化の機微
カメラのアングルによって観劇当日には観られなかった
一生さんの一挙手一投足をしっかりと捉えた事と同時に
配信により台詞がじわじわと心に染み込むように入ってきた事も
感情の堰を切った要因だったみたいです。

人類の辿っている道程を懐深く
宇宙から観察しているような視点に
ホッとするような不思議な懐かしさを覚えるとともに

不確かさ満載で突き進んで行く
人類の行き着く先に対する不安定さと
一塊の中から飛び出しては帰る行為を繰り返す人間が
学ばなければならない事は何なのかを考えました。

それと何と言っても一生さんの真面目さ一生懸命さ
汗が滲んだ白いシャツへの愛おしさと
橋本ロマンスさんの健気さと優しさが
ストレートに飛び込んできました。

一人で気楽に観ているという心の余裕が
ライブ配信を自分の中へスーッと取り込み
舞台そのものを強く感じ入る事ができたからなのでしょう‥

あの時「難解」と感じた芝居は
そうではなかった事がわかりました。

舞台でなければ味わえない芝居の醍醐味は譲る事はできませんが
映像は平面ではあるけれど
冷静に観られる事で得る発見がありますね‥

被写体をどの角度から撮影すると効果的なのか
熟知したライブ配信のカメラワークの素晴らしさに
お礼を言いたいです。

「ありがとうございました」




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2022年07月17日

舞台2020(ニーゼロニーゼロ)!観てきました!



PARCO劇場で「2020ニーゼロニーゼロ」観てきました。

マチネは12時15分開場で13時開演と言う事ですので
渋谷へ12時少し前に到着した私は
纏わりつくような湿った空気が隙間なく漂う小雨模様の街中を
滑らぬように、一歩一歩踏みしめながらパルコ劇場を目指しました。

第7波のコロナが蔓延し始めているというのに
渋谷の街は傘を差してまともに歩けない位の人出でした。
一生さんの舞台がなければ近づきたくはない場ではあります‥

到着した8階のパルコ劇場はすでに開場し
入場受付が始まったばかりでした。
すでにチケットを手にした観客の長い行列が出来ていて
グッズやパンフレット購入の列もできていました。

DSCF1847

劇場は636席の全席がS席プレミアムシアターと言うだけあって
ステージ全体を随分と間近に捉える事ができました。

私の席は後方端の席でしたがオペラグラスなしでも
一生さんのお顔の表情の変化がわかるとともに
ステージが欠ける事無く全体を綺麗に見渡すことの出来る
素晴らしい劇場でした。

渋谷パルコ劇場での東京公演は7月31日までで
8月からは福岡、京都、大阪と公演は8月21日まで
まだまだ続きますので詳しいことは書けませんが
もちろん一生さんの一人芝居はとてつもなくエネルギッシュで
お芝居のパワー全開でした。

上田岳弘さんが書かれる作品の真髄と
一生さん自身が人間の本来を語られた時の持論とが
合致していると思った事があります。

お二方は根底の部分で引かれていたようです。

今回はまさに気の合うお二方のコアの部分が白井晃さんの演出により
世の中に吹き出てきたかのような舞台でした。

舞台2020ニーゼロニーゼロを観た方々全員がその目撃者です。

そして、一生さんの一人芝居と書きましたが
実はもう一人いるのです‥

舞台上で影のように寄り添うダンサー
橋本ロマンスさんという存在です。

一生さんの芝居とコンテンポラリーダンスの融合です。
激しい流れを優しく堰き止めてくれるかのような存在でした。

DSCF1785


ライブ配信が7月21日にありますので
観たい方はどうぞ!







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wxy812 at 13:56|PermalinkComments(0)