見たこと聞いたこと感じたこと

2024年08月18日

TOKYO FM FromQ!ゲストは高橋一生さん




fromQの放送から一週間経ってしまいました。
地震あり、台風あり、災害級の猛暑ありで
落ち着かない一週間を過ごしました。
遅くなりましたが感想を書いてみました。

TOKYO FMで菊池成孔さんが月に一度、日曜の夜担当する番組
FromQ presented by Aston Martin Ginzaの第3回目のゲストとして
高橋一生さんが迎えられました。

ご存じのように菊池成孔さんは
「岸辺露伴は動かない」のTVドラマのシリーズと
映画「岸辺露伴ルーブルへ行く」の音楽を担当した方です。

ドラマ「岸辺露伴は動かない」の 掉尾を飾る
菊池成孔さんの「大空位時代」が流れる中

一段落ついた岸辺露伴が落ち着きを取り戻した部屋の一角で
仕事前に必ず行う準備体操を始めると

画面にはエンドロールが流れます。

一件落着感はあるのですが
未だ不穏な空気がどこかに漂っているような気持ちになります。

菊池成孔さんの音楽によって最後まで誘われます。

そんな菊池さんは、一生さんの初めての主演映画
「ミートボールマシン」を偶然観たそうですし
昼の帯ドラマ枠「愛の劇場」で放送された「吾輩は主婦である」や
「リリイ・シュシュのすべて」などレア作品をリアルタイムで
ご覧になったとのことでびっくりしました。
守備範囲の広そうな方ですね‥

菊池さんは今までの作品を観て
俳優としての一生さんを
とても面白くてあまりいないタイプ
系統立ててくらべられない存在だと評してくださいました。




菊池さんの感性豊かで教養高い会話の運びは
事前の下調べがあるにせよ
よどみなく流れる川のようで気持ち良かったです。

一生さんは色々とお答えになっておりましたが
最近好きな映画は
アンドレイ・タルコフスキー監督の
「ストーカー」をあげていましたし

ドライブ中に一回は聞くという好きな楽曲が
ロックバンドJUDEユダの「アクセル」と聞き
「一生さんがロック?と聞いてざわつきません?」と
第三者に投げかけるようなニュアンスで
菊池さんは意外性をアピールしていました。

お得意のスケボーはいまだに健在で車に乗せてあるそうですし
この夏、盛り上がっていましたオリンピックに関しましては
昔から全く関心が無く観たことはないと言い切っていましたし‥
人と共有する事が苦手なので
音楽ライブや映画館へも出向かないし
家で一人で見て、聞いている方が良いとおしゃっていまして
生態については相変わらず、そのままのようです。

また、菊池さんとことのほか盛り上がっていたのは
お二人共代謝が高く、大食いなのに太らないそうで‥

一生さんなどは手足が熱くて夜眠れないらしく
さすがにオーバーヒート気味なので
熱を冷まそうと最近漢方薬を処方してもらったらしいです。

以前から平熱は37度だと一生さんおしゃっていましたよね‥
代謝が高いと体温も高い傾向らしいですよ‥
菊池さんは一生さんの高代謝を
なんと!イセボで感知したそうですよ
声質でわかるそうです。

それにしましても菊池さんの引き出しの多さは
短い時間の中ではあるけれど、広がりと深さを生み
一生さんの感性とも繋がった気がしました。
一生さんご自身も見抜いて頂いて嬉しいとおっしゃっていて
珍しくストレートな言葉と表現で
楽しく会話していたように感じました。

楽しく洗練された会話を聞けて
こちらも豊かな気持ちになってしまいました
まさしくウルトラ・ラグジュアリーな体験でした





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2024年08月10日

念願の「医龍4」が放送される!

一生さんの出演はありませんが
「医龍3」に続き「医龍4」の放送確認ができました。

良かった!医龍は4期だけ録画しそびれていたんです。
これで全て揃います。


4期も天才心臓外科医朝田龍太郎はじめ
心臓血管外科医加藤晶、同じく心臓血管外科医伊集院登
天才麻酔医荒瀬門次、循環器内科医藤吉圭介の「チームドラゴン」ほか
「チームドラゴン」を認める救命救急医鬼頭笙子や
「チームドラゴン」の宿敵野口賢雄もしっかり登場します。
なお看護師里原ミキは最終回のみの登場となります。

新顔として、かつて天才脳外科医と言われたのですが
諸事情により医者を辞め、経営コンサルタントとして
あの野口賢雄とつるむ岡村征(高橋克典)が登場します。
彼は後に11人目の「チームドラゴン」となります。

その他、研修医早川昭伍(柄本祐)や
朝田が修練を積んでいる頃を知るオペ看兼病棟看護師リーダーの
猪原薫(キムラ緑子)、朝田の恩師桜井修三(平幹二郎)等
楽しみな顔ぶれが登場します。





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【中古】 医龍4~Team Medical Dragon DVD-BOX/坂口憲二,稲森いずみ,小池徹平,乃木坂太郎(原作),吉川慶(音楽),澤野弘之(音楽),河野伸(音楽)
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2024年08月04日

「医龍」に再び夢中になってしまう

最近フジテレビで午後1時50分から
過去に放送されたドラマを再放送していますが
大好きだった「医龍」の放送が2話づつ放送され始め
「医龍2」も続いて放送されています。

医龍は4期まであるのですが
果たして4期まで放送して頂けるのかしら?
予定を調べると3期までは確認できましたが
どうなんでしょうか‥



個人的には3期までは録画してあるのですが
4期はなぜか録画していないので
この際ですので4期の再放送を強く望みます。

この度の医龍の再放送で刺激された私は
手持ちの医龍シリーズの録画を一気見するに至ってしまいました。

外は外出を控える程の猛暑なので
日課のウォーキングをさぼり
クーラーの効いた部屋でそりゃもう夢中になって
医龍を見続ける私でした‥‥

まあ坂口憲二さんの素敵なことといったら
そりゃもうびっくりする程ですよねぇ‥
あの野性味たっぷりの眼で見つめられたら
狼狽えてしまいそうなくらい魅力的な俳優さんですよね‥

改めて医龍って面白いなあと思いました。
自分でも今更こんなに夢中になるとは思ってもみなかったです。
何といってもドラマの流れと一体となったサントラは
視聴者を高揚させ、ドラマの中へと引きずり込むのです。
観る者をより夢中にさせる効果は絶大です。

もちろん!推しである一生さんの
あの医龍2第6話に至っては2回観てしまいました。
当時、6話の「もう一人の天才外科医‥」の台本をもらった時
喜怒哀楽が全て詰まっていて震えたという一生さんは
今出来ることの全てをぶつけられると思ったそうです。

坂口憲二さん演じる朝田に対しライバル心むき出しの外山誠二が
しっかり息づいていました。

確か坂口さんは難病指定の突発性大腿骨頭壊死症で
2018年頃からしばらく俳優業をお休みしていましたよね‥
私の実弟がちょうど同じ病気なのでよく覚えています。

新たに始めたコーヒー焙煎の事業に力を注いでいると
雑誌で読んだ事があります。
その時は「あらぁ‥ガッカリ‥」と思ったものです。

突発性大腿骨頭壊死症は足の付け根あたりに痛みを伴い
ほおっておくと壊死してしまいます。
痛みに耐えられなくなり病院で診断してもらい
手術をしてもなかなか完治するというわけではなく
人によって症状に差はありますが
激しい運動は避けて、様子を見ながらの生活になります。

でも最近ビールのCMで頻繁に坂口さんのお姿を拝見するようになり
俳優業を本格的に復活させるの‥?と想う次第です。
フジテレビで坂口さん出演のドラマでも又始まるのかしら?
医龍はその布石として放送されているのかな?
なんて想いを廻らせます。



どちらにしましてもこの猛暑の中
病み上がりの上に古希を迎えた身にはウォーキングは危険ですものね‥
家の中で体操をするなりなんなりして過ごすしかないです‥よね‥


医龍4の再放送もぜひともお願いします

同時に高橋一生さんのお仕事の情報が枯渇状態です。
ドラマか舞台か映画のお仕事を期待しています。






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2024年06月20日

366日‥ふぅ‥終わった‥って感じ


フジテレビ月9ドラマ「366日」が終わりました‥

実はこのドラマ、まともに見る事が出来たのは
3話位までで、後は苦しくなってしまって
直視できないような状態でした。

ですから録画をして様子をうかがっていました

観てしまうと感情が渦を巻いてしまって
冷静に観ていられなくなるんです‥

登場人物への感情移入はもちろんの事
ドラマの脚本へ対するイラつきのような感情も抑えきれず
見たいのだけれど、途中下車せざるを得なくなるのです

だったら、はなっから観なければいいのにと
思われるかもしれませんが
ドラマを観るのは大好きで、のめり込むからそうなるのです‥

結局、4話から10話は最終回目前の3日前あたりから
一気見に近い状態で、漸く観る事にしました。

色々と引きずる感情が短時間ですむので
イライラもつのらなくて済むと想い
一挙にドドーっと「366日」と向き合いました

「はっきり言いなさいよ!まったく、もう‥」
「ちょっと、それはないわよ!何言ってんの!」
「何チョロチョロ動きまわってるのよ!あなたは!」
「人の恋路を邪魔するなんて!野暮な事やってんじゃないよ!!」
「ああああああああ!じれったい!!見てられない!」
「ちょっと、焦りすぎよ!長ーい目でみてやってよ!」
「過去は置いといて‥今の彼と付き合ってよ‥もう‥」
と、いつもにも増して
感情が言葉となって噴き出てしまいます。



最終回の予告を見ると
過ぎ去った日々を遠くから見るような視線で
桜の木を見上げる明日香の様子が映しだされます‥
同時に「一生忘れられない恋だった‥」という過去形のフレーズと
悲恋ソングとして認識していた、HYの主題歌がバックに流れれば
どうしてもハッピーエンドという結果は想像しにくいですよね‥



最終回は‥半分祈るよう気持ちでドキドキして観ました。
ああ!早くスッキリしたい


遥斗は大阪へ旅立つ当日、竜ケ崎の駅のベンチに座り
電車を待っていました‥
和樹から渡された、コンサートのチラシを遥斗は見るのですが
二つに折って鞄の中へしまいます。

今日開催されているコンサートは明日香が出演しているのです。

「なんだよなんだよ!おい!行かないのか!おい!」
私の感情は容赦なく口を突いて飛び出してきます。

電車がホームに入ってくると遥斗は荷物を持ち
躊躇なくドアの前へ進み開くのを待ちます‥

「えー!このまま行ってしまうのかいな!」
ああやっぱり、このドラマはお別れのドラマだったんだ‥やはり‥
うーん‥仕方がないのかな‥遥斗の状態は傍で見ている程
元の状態にすっかり戻っているわけではないのだし‥



と想っていたら、なんとなんと!遥斗が
コンサート会場のドアの前で佇んでいるではありませんか!!
正に今明日香の演奏真っ只中というタイミングでした!!
「やっとだよ‥まったく‥もう‥‥」

肩の荷が下りるような感覚でした‥

ドラマを観てこんなに泣くのは久しぶりでした。
涙がドドーっと出てティッシュペーパーで鼻もかみながら
ああ!良かった‥と心底思いました。
明日香と遥斗が一緒に歩めればいいなあと想って観ていたので
私としてはほっとした母親のような感覚でした。

ずーっと振り回されっぱなしでした‥



そうか‥366日ってそういう事だったのかと
漸く理解できました。

HYの「366日」は、365日想ってもまだ足りないという事から
366日というタイトルとなったということのようですが
ドラマはそれプラス
遥斗と明日香がお互いの想いを確かめ合った日から
366日目に漸く再びあの時のように確かめ合う事ができたわけで
二つの意味合いがあるという事になりますよね

そして時は流れ‥2028年‥家族が3人になった場面は
観ていて本当に幸せな気分でした。

ふたりは一緒に居られる喜びと、今という時間の尊さを
辛い想いを重ねた分だけ充分感じているでしょうね‥


途中お腹いっぱいになりかけたドラマだったけど
とても楽しめたドラマでした。






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2023年10月12日

ナンウマ‥何曜日に生まれたの?を観て

全9話をもって「何曜日にうまれたの」は終了しました。

日本で血液型や星座で占いをするように
タイやミャンマーでは何曜日に生まれたかが大事で
曜日で性格や相性などをみるそうです。

「ナンウマ?」「何曜日に生まれたの?」は
相手との疎通のきっかけを掴む言葉でもあるんですね‥


雨が降る中"すい"は傘をささずにバス停のベンチに座っていました。

ブルーの傘がベンチに近づきます。公文でした‥

公文の肩に頭をもたれた"すい"は「ナンウマ?」
「公文さんは何曜日に生まれたの?」と尋ねました‥‥

「旅に出るのは木曜日生まれ。惚れっぽいのは金曜日。
土曜日生まれは生きるために一生懸命はたらくの。
日曜日生まれは陽気で楽しい。美しいのは月曜日うまれ。
火曜日うまれはどこか優雅ね‥‥

水曜日はぁ‥ねぇ‥優しさとひきかえに‥‥‥‥‥」
と言って公文はしばらく言い淀みます。

"すい"は思わず公文の肩にもたれた頭を上げます。

「悲しみがいっぱいなの‥‥‥」とマザーグースの『曜日の歌』を
水曜日を最後にして公文は暗唱しました。

はっきり言わなかったけれど‥
もしかしたら公文は言い淀んでいた水曜日うまれ?‥
そして‥"すい"も‥?ひすいのすいじゃなくて
ほんとは水曜日の"すい"?
だとすると、水曜日生まれが一番割に合わないような気がします。


『雨の日のバス停に
彼女がいたから話しかけたんだ「僕の傘に入りなよ」』という
ホリーズの「バスストップ」が流れるタイトルバック‥

このドラマには霞のようなモヤモヤが始めから覆いかぶさっていて
どこかミステリアスで、なにが隠されているんだろう?と
最初から探るような視点を持って、一歩下がって観ていました。

黒目すいは傍から見てもわかるこもりびとでした。
三島公平は"公文竜炎"という隠れ蓑を着た
傍から見てわからないこもりびとだと言えます‥

"公文竜炎"こと三島公平はオートバイ事故以来
10年経っても変化の無い
黒目親子の動向を知っていたのでしょうね‥

彼はあの時から"すい"の事が気になっていたのでしょう。

連載漫画の打切りが決まり、家賃の支払いを心配をする
漫画家である"すい"の父親、黒目丈治の事情を知ったうえで
売れっ子作家の"公文竜炎"は
"すい"の社会復帰の発動の顛末をネタにした
コラボ漫画の話をもちかけたのでしょうね。

"すい"と父親の生活に危機感を覚えた公文が
編集長に話を持ち掛けたのでしょう‥

あのオートバイ事故の時、通りかかった車が公文で
本当に良かったと思います。



"すい"は公文に救われました。

"すい"の身に起きた出来事を公文が俯瞰で捉える作家の視点で
繊細に分析しながら誘導したからこそ
あの時、高校時代の仲間に起きていた
埋もれ隠されていた事情が溢れるようにして現れたのです。

実際に人と話して、"すい"自身が自分で動いてみて初めて
仲間の想いを捉える事ができたのです。

それにしましても‥‥
言葉を感情に任せ、直球で人に投げかけてしまうと
一人の人間の人生を滞らせてしまうという恐ろしさがあります。
高校時代の出来事で、若気の至りという言葉でお茶を濁すにしては
彼らの発したあの言葉は、心を刺すナイフの如きだったと感じます。

目の前に見えている出来事というのは
その裏にあらゆる事情を孕んでいるかもしれないという事を
忘れてはいけませんし、腹が立っても
ストレートに感情をぶつけてはいけないなと思いました。

"すい"に傷を癒す力と、折り合いをつける余白を与えたのは
10年という年月と、公文の"すい"に対する強い想いだったと思います。



公文が自身の親の問題で妹が起こしてしまった事件をきっかけに
"公文竜炎"という名前を隠れ蓑にして
妹と共に現実を遠ざけた生活をしていることに
"すい"は気が付きます。

そんな公文兄妹の生活にピリオドを打たせたのは"すい"でした‥
アンディキムもアガサも卒業です。
"すい"の計らいにより、アガサは"すい"の家でタバスコをいっぱいかけて
ピザを食べるまでになっていました。

"すい"は高校時代の仲間や父親、編集長にも芝居を打ってもらい
隠れ蓑の"公文竜炎"ではなく、リアルな世界をリアルな感性で生きる
ありのままの三島公平を引きずり出すことに成功しました。

最後は本物の海で戯れ、お互いを認め合う二人にほっとしました。


優しく、繊細で傷つきやすい"すい"と三島公平‥
でも色々な事を乗り越え
したたかさも加味されたように思います。

深いドラマでした。すごく印象に残るドラマでした。










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