ドラマ

2024年07月06日

一生さんの「ブラックジャック」!観ました

生憎、抗がん剤6サイクル目に入ったばかりで
なんだかボーっとしていて
半分眠っているような状態が続いていましたが
録画した「ブラックジャック」を漸く見る事が出来ました。

今の私は推しへの想いがことのほか強く
生きる気概と言っても過言ではありません。

今回、「ブラックジャック」は
放送前から色々な雑音が入ってきました。

「ブラックジャック」は遠いむかーし‥
従弟の部屋で読んだこともありますが
正直言って、内容はほとんど忘れており
朧げな輪郭とビジュアルを味方に観るだけですので
気にはなりませんでした。

製作者とプロダクションとの意思疎通も
しっかり整っているのであれば問題ないのでしょうし‥
拘りのあるないは致し方のない事です。

私は「ブラックジャック」を思う存分堪能する事が出来ました。

声のトーンと言い、身のこなしと言い、表情と言い
初めて見聞きする高橋一生さんの芝居を拝見できて幸せでした。



ブラックジャックとピノコは
ストン!とどこからか舞い降りてそのまま何の衒いもなく
スタスタと現代の街中の道路を歩いているような風情でした。

明らかに舞台は現代なのですが
背景に広がるセピア色を感じる風景や
空間をかたち作る造形や調度品
登場人物の衣装や髪型、振る舞いまでもが
どこかノスタルジックで懐かしさを感じましたし
お香の漂うギャラリーの実に怪しげな
それこそ秘密基地的な存在に関しても
ファンタジーの趣さえ捉える事が出来ました。

魅惑的なブラックジャックと
ずっと構っていたくなるような可愛いピノコは
壮絶な運命を乗り越え、道程を共にしています。

2時間ドラマとしてとっても面白く見る事が出来ましたし
私にとって、ブラックジャックの印象は素敵なものとなりました。


一生さん良かったなぁ‥最高でした
もちろん、周りを固める俳優さんの出色が際立つからこそ
ブラックジャックたる所以が確立するわけです。

シリーズ化を望みます。







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wxy812 at 21:53|PermalinkComments(0)

2023年09月12日

頻繁に登場する、ロケ現場のあのビル

テレビドラマを観ていますと
時々、あれ?どこかで見たような部屋の間取りだな?
なんて思う事ってしばしばありますよね‥

今期のドラマの中にもロケで使用した部屋が
被っている作品があったりします。

同時期のドラマなので目立ちます。

「ウソ婚」の夏目匠(菊池風磨)の部屋と
「やわ男とカタ子」の小柳睦夫(三浦翔平)のお部屋が同じなんです。



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              テレビ東京「やわ男とカタ子【ドラマ公式】より          

もちろんインテリアはそれぞれのドラマで違いますが
居間とダイニングの境目にある階段がアクセントになっている
素敵なお部屋です。

それはさておき、私にはずーっと気になっていた部屋があるんです。
部屋というよりも事務所と言った方がぴったりの物件ですが
おおまかに年4期に分かれている全ドラマの中に
必ずどこかにその物件が登場すると言っても過言ではないほど
頻繁にドラマの撮影に使われる部屋です。

細長で事務所風のその部屋は
通りに面している側に素通しの窓が連なっており
高架を望む事が出来ます。
ドラマを見ていると、窓越しに京浜急行が走って行くのが見えます。

ご存じの方も大勢いらっしゃると思います。

今年に入ってからも
小田切渉役の福士蒼汰さん主演ドラマ「弁護士ソドム」で
母親の小田切祥子(高岡早紀)の法律事務所として使われていました。

そして今回、7月期のドラマの中でも
目黒連さん主演の「トリリオンゲーム」4話で放送された
サクサクラボの事務所が正にこの物件でした。

高橋一生さんが出演という事で数年前、再放送を観た
「ラストホープ」(2013年に放送)にも
歩美(多部未華子)が相談をする法律事務所として使われていて
京浜急行が見事に走る様子が映り込んでいました。

一生さん、玉木宏さんW主演の「竜の道」の中でも
竜一(玉木宏)が務める株業界紙のオフィスがそうでしたし
一生さん主演の「岸辺露伴は動かない」でも
志士十五(森山未來)の仕事部屋がそうでした。

まだまだ数多あるのですが書ききれません。

始めは気にもしていませんでしたが
最近ではCMで学習塾として使われていたりして
あまりにも頻繁に目にするので興味が湧き調べてみました。

京浜急行が見えるあの事務所風の部屋の場所は
大森海岸駅から徒歩で約3分程の第一下川ビルとのことです。

ロケ現場は観ている人にとって興味ある場ですし
推しが出ていたり、大好きなドラマですと
聖地となり巡礼すらする大事な場になりますよね。

私も若いころ、今は解体されて存在はしませんが
萩原健一さん主演の「傷だらけの天使」で修が暮らしていた
あの代々木のビルへ聖地巡礼しました‥

だとすると、あのビルって‥
知る人ぞ知る場であって、聖地でもあるのかしら‥?

便利な場所ですしねぇ‥
数えきれないほどのドラマ撮影の場として
多くのコーディネーターの目に留まるという事は
引き寄せるエネルギーがあるのかしらねぇ‥









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wxy812 at 20:14|PermalinkComments(0)

2022年12月30日

岸辺露伴は動かない第8話ジャンケン小僧を観て…

「ジャンケン小僧」はジャンプコミックスの40巻に
収録されています。


DSCF2023

岸辺露伴という人物は老人であろうが、子供であろうが
対等に接する人間であるという事は
付け焼刃で一連の話を読ませていただいた私にも
よくわかります。

他人にへつらうことのないのが露伴の特徴でもあります。

露伴のジャンケン小僧に対する姿勢は
観察眼と言い、洞察力と言い、決して相手が子供だからという視点で
捉えてはいません。


もともとジャンケン小僧は露伴のファンであり
子供特有のしつこさで「ホットサマー・マーサ」の4つ丸のデザインに
クレームをつけて露伴に絡んできてはいたのですが
ある日、四辻で人間に悪さをする魔物に憑かれ
強いエネルギーを放ちながら、露伴をズタズタにしようと
執拗にジャンケンを挑んできます。

ジャンケン小僧の攻撃に露伴は苦慮していました。

しかし現場主義であり、生身の体で直接困難に挑み
数々の修羅場を経験してきた露伴は
邪悪な力を瞬間的に跳ね返し、今回も危機を脱したのです。

それは、数知れぬ現場主義の経験が
インスピレーションに近い機知を齎すに至っているからなのでしょう…

とうとう露伴に挑み、勝負に負けたジャンケン小僧こと大柳賢は
自身の愛読書ホットサマー・マーサの裏表紙に
4つ丸ではなく小僧のたっての希望であった
3つ丸のホットサマー・マーサが描かれているのをみて
ほほ笑むのでした。



露伴はホップでずっこけたとしても
ジャンプに向かうステップが超人的なのかもしれません…
真髄は、単に相手を負かす事よりももっと難しい
運を乗り越え、自分を乗り越えることにあるようです。

高橋一生さんはジョジョはホップ、ステップ、ジャンプでないところが
面白く、ステップの部分は見え隠れはしますが
それをどう捉えるかは、見る側に委ねたいと語られています。

それにしましても露伴の持つ優しさは
目に見えるところでは発揮されず
後からハッ!と気づくような、粋で、奥の深いものですね。

テレビのストーリーは前作のホットサマー・マーサから
なだれ込む感じで始まり
最後もホットサマー・マーサが閉めるという運びで
アレンジされていますが
原作のジャンケン小僧はしっかりと違和感なく落とし込まれ
月並みですがとっても面白かったです。

そして、そして!最後に「ルーブル美術館」と
泉京香嬢のお口から図らずも漏れたということは
次回?への布石なのかな…?

DSCF0426


1年後?それとも…映画化?
希望は膨らみます。


今年もありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。


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wxy812 at 17:53|PermalinkComments(0)

2022年12月28日

岸辺露伴は動かない第7話ホットサマー・マーサを観て…

今回も凄かったなぁ~

第7話「ホットサマー・マーサ」は
高揚しながら、のめりこんで観ていたので
時間が凝縮され過ぎたせいか
アッという間に終わってしまって
「へっ⁉えっ⁉え、え、えーっ⁇これで終わりなの?」って位
観ているこちらの時間の感覚もなんだか覚束なくなっていて
呆然としながらエンドロールを眺めている状態でした。

読者が喜ぶ面白い漫画を至上命題としている露伴ですが
創作にはリアリティが大事だと考え
その追及には手段を選びません。

しかしコロナの影響は岸辺露伴だとて容赦なくふりかかり
マスク装着や引きこもりのような生活を余儀なくされ
「土を触って!風の動きを感じ!沢山の人の中に入り
時には腐ったものを舐めてみる」という現場主義の取材ができず
相当に強いストレスを抱えていました。

今回の岸辺露伴史上最悪とも言える出来事は
露伴が抱えるその強いストレスが招いた結果ともいえるのかも…

流石の露伴も今回は死という
未知の世界の入り口まで行っていたのかな?と思える出来事でした。

いつにも増して光と影のトーンが協調されていたように思います。



「ホットサマー・マーサ」はジョジョマガジンで読みましたが
あの世界観を映像によくここまで落とし込んだ、という
月並みな概念を超越していたように思いました。

救いようのない恐ろしさが地の底を這いまわるような
ドラマ「ホットサマー・マーサ」に対し
ジョジョマガジンを読んでいるのにもかかわらず
オリジナリティを感じてしまいました。

あそこまで原作に忠実でありながら
あの世界観を損なうことなく
もっとそれ以上の付加価値までつけてしまう
演出、音楽、照明、芝居、衣装、ロケ現場等の見事さは
仕事師集団としての心意気を感じます。

同時に原作に対する愛を感じます。

それにしましても今回の露伴ちゃん
不謹慎ですが…なんか…色っぽいお話ですよね…
女の子のお腹には紛れもなく露伴ちゃんの子が……
たとえ陰の部分の露伴ちゃんだとは言え
強いストレスにより封じ込められていた部分が噴出した結果で
まったくの他人が起こした事ではないのですものね…

「薮箱法師」と言っても自分の中に持つ陰と陽の陰が
陽の代わりに表に現れ行動してしまうという事ですので…

漫画家露伴の持つ鋭い洞察力がかえって災いしたのか
それともコロナで止まっていた歯車を動かすきっかけとなったのか…

でも露伴にとって一番の問題は「ホットサマー・マーサ」の
デザインなのでした。丸3つが丸4つになったのが
「薮箱法師」のせいだとばかり思っていたのですが
実はそうではありませんでした。

なんと!!犯人は担当編集者の泉京香ちゃんなのでした。







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wxy812 at 18:36|PermalinkComments(0)

2022年11月11日

岸辺露伴!やっと動いた!



第3弾となる今年の「岸辺露伴は動かない」は
ビジュアル公開が前回、前々回の10月半ば公開よりも大分遅く
毎日気を揉んでいました。

又今回は8月に千秋楽を迎えた舞台2020後の
一生さんの情報があまりなく
割と頻繁に流れるCMでなんとか凌いでいました。

まあ!今回の露伴ちゃんも
しっかりと誘ってくるではありませんか!

見れば見るほどエロい❣ですよねえ…ほんとに…

すでに一生さんには「岸辺露伴は動かない」の世界観が纏わりつき
私の頭の中に怪しげで奇妙な音階のテーマ曲が流れ
追随する物語がもたげてきます。

DSCF2021

今回放送されます第3弾のドラマ第7話は
エピソード#10「ホットサマー・マーサ」だそうです。
今年3月24日発行のJOJOmagazine2022SPRINGに
新作描き下ろし71Pの読み切りとして載っていました。

相変わらず息も吐かせぬコマ割りで
なかなかハードな描写の物語なので
これをドラマとしてどう落とし込むのか…

ただ時代背景が現在のコロナ禍ですので
わが露伴ちゃんも外出時にはしっかりと
マスクを装着している様子が描かれ新鮮で可愛くもありで
果たしてドラマではどうなるのかが楽しみです。

第3弾ドラマ第8話は「ジャンケン小僧」です。
原題は「ジャンケン小僧がやって来る」だと思います。
ジョジョの奇妙な冒険の4部
「ダイヤモンドは砕けない」の第26話です。
ジャンプコミックスの40巻に収録されている作品です。

一生さんはこの40巻がお好きなようでして
ジョジョマガジンのグラビア撮影の折
40巻を撮影アイテムとして自ら選び臨んだそうです。

DSCF2023

私、Amazonで40巻をポチってしまいました。

一生さんは続編をやらせていただけるなら
「ジャンケン小僧」は露伴を通して
体験したいエピソードですと語っています。



ジャンケン小僧は杜王町に住む小学6年生11歳の大柳賢という少年です。
一生さんは子供だろうが老人だろうが対等に対峙する露伴が
いつにも増して好きなんだそうです。
岸辺露伴はこの少年と「ここまでやるのか!」と言うほど
真剣に向き合い勝負に挑みます。

ジャンケン小僧は「カムカムエブリバディ」や「最愛」等で
お見掛けした柊木陽太さんという子役さんが演じます。
子供と露伴が繰り広げる激しい勝負の動きをどうあらわすのか?
まあ…12月26日(月)、27日(火)の二日間を楽しみに待つしかないですね。








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