坂口憲二

2020年05月28日

高橋一生さんを体感するとどうなる?‥

高橋一生さんという俳優さんの存在を意識したのは
2007年放送の「医龍2」というドラマでした。

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天才胸部心臓外科医朝田龍太郎(坂口憲二)は倒産寸前の病院で
「チームドラゴン」を結成し
無理難題と戦いながら突き進みます。
同時に病院経営、チーム医療の内情
医局制度をめぐる駆け引きなどの諸問題が
医療現場にも絡んできます。

一生さんはチームドラゴンの7番目の血管外科医外山誠二の役でした。
手術の腕は朝田龍太郎が最高のレベルだと認めたものの
幼少の頃から親兄弟にコンプレックスを抱きながら育ったため
精神面に諸問題を抱えた人間という設定でした。


「コーヒーどうぞ」とすすめられると
「オレ、エスプレッソしか飲まないから」とか
急患のオペと聞くと「よーし行こうぜ-エッブリバディ~」とか
オラオラ系というのか俺様系というのかパッパラ系といのうか‥
とっても生意気で人を見下したような芝居が気になり
その存在を目で追いました。

妙に気になってしまう一生さんの芝居に対して
私の体の中にある受容器(レセプター)が
逃すこと無くしっかりと受信してしまったという感覚でした。


高橋一生さんの芝居を意識すること無くいきなり
体感してしまったという事でしょうね。

この時「この子‥高橋一生さんよね?」と想い
「高・橋・一・生」という名を再度確認し目に焼き付けました。

一時横山秀夫さんの小説に嵌っていた私は
一生さん出演の映画「半落ち」や
NHKドラマ「クライマーズ・ハイ」は見ていましたし
昼ドラの「吾輩は主婦である」もたまたま昼食の後に観ていましたので
高橋一生さんの存在は知っていました。

特に「クライマーズ・ハイ」での印象は強いものがありましたが
佐藤浩市さんとの登山場面の「あの男子」といった感覚でした。

「医龍2」で刺激を受けてから13年経ちました。

私の生活も紆余曲折がありました。
奇しくも「医龍2」の直後に夫と死別し
死後の諸問題による親族との絡みが生じ
心の平安を願った私は
夫の実家を出るという決断をし今に至っています。

高橋一生さんも遠くから拝見させて頂いていますが
私生活においていろいろ変化を経たようです。

一生さんの出演するドラマは出来る限り観てきました。
「鉄の骨」「医龍3」「名前をなくした女神」
「woman」「ペテロの葬列」「民王」etc‥
ただ当時は生活基盤が不安定でしたので
舞台はなかなか観るゆとりがございませんでした。


高橋一生さんと言う俳優さんは
その時の芝居はその時だけしか見当たらない芝居をします。
その時限りの限定ものなんですよねぇ‥

だから観ているこちらも見逃すまいと目に焼き付けようとする‥
観るたびにまるで大魚を釣った時の感動と同様に興奮します。
だからまたその時の感動を味わいたくて絶対次を観たくなるんです。

いまだに高橋一生さんという俳優さんを
私は追いかけてあの方の出演なさる映画、ドラマ、舞台を
出来る限り観てみたいと想いながら過ごす毎日です。

色々あって荒んでしまった私の心は
思いがけず高橋一生さんのお芝居はもとより
アクティブな動きと考え方、洞察力
俯瞰の視点で物事を捉える姿勢など一生さんの言動にも影響され
それが糧となり救いになっていると言っても過言ではない状態です。


NHK BS8Kドラマ「スパイの妻」が6月に放送されますが
残念ながら私どもは受信料を支払っていながら
観ることはできません。
8Kはもちろん4Kすらございません。
何れ総合かBSで観る事は出来るのかしら‥

そしてコロナの影響でのびのびになっている「竜の道」は
撮影開始になれば放送日が決定するのでしょう。

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一生さんの芝居が観たい。




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