大島千明

2019年02月26日

みかづき!最終回 !素敵でした!


最終回観ました。淋しいなあ

5回ってあっという間だなあ‥
しかも2月は逃げるって言いますが
ほんとに「みかづき」と共に逃げていっちゃう

私がこの「みかづき」を読んで一番心に染みた一節‥
これこそ教育の真髄だと思います。

「正義や美徳は時代の波にさらわれ
ほかの何ものかに置きかえられたとしても
知力は誰にも奪えない。そうじゃありませんか。
十分な知識さえ授けておけば、いつかまた物騒な時代が訪れた時にも
何が義であり何が不義なのか
子どもたちは自分の頭で判断することができる。
そうじゃありませんか」

私は小学校低学年の頃近所に出来た小さな学習塾に通っていました。
昭和30年代、右肩上がりの高度成長時代
近所のあちらこちらに雨後の筍のように塾が出来はじめました。
まさに吾郎と千明が立ち上げた「八千代塾」のように
その頃は小さな塾が主流でした。

「みかづき」はそんな塾をめぐる
男と女が織りなす物語なのですが
千明という女性の熱くたぎるような想いがなければ
人を引き寄せ、人を生むということはなかったのですよね。

千明の想いの最大の理解者は吾郎でした。
吾郎が存在したからこそ千明の夢は輝きを増すに至ったわけです。

「私ね、学校教育が太陽だとしたら
塾は月のような存在になると思うんです。
太陽の光りを十分吸収できないこどもたちを
暗がりのなかで静かに照らす月。
今はまだはかなげなみかづきにすぎないけれど
かならず、満ちていきますわ」

しかし千明は気がつきます。
いつの時代においても教育に完璧はなく
改革が必要だと叫ぶ声がいつまでも続いていることを‥

だからこそ「常に何かが欠けている三日月。
欠けている自覚があればこそ人は満ちよう
満ちようと研鑽を積むのかもしれない‥」と千明は悟ります。

「満ちようとするのはもうおしまい」

「永遠に満ちることのないみかづきのままで‥」と吾郎‥

「そう、みかづきのままで‥
私結構みかづきでいるの好きかな」と千明は言いました。

割れ鍋に綴じ蓋の表現があっているかどうかわかりませんが
吾郎という蓋が見つかったからこその、割れ鍋千明だったと思います。


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                NHKみかづき

ダニーボーイ~が流れます‥


「今度は読むわ。読みたいわ‥」と千明。

「あなたに会えて良かった‥」

やばい涙でてきた‥


そして‥‥千明の想いは引き継がれ
いろいろな形に変化しながら成長を続けます。

「ばあちゃんの想いはまだ続いてる」‥‥
千明という女性は性格も生き方も強烈でした。



高齢時の千明と吾郎は特殊メイク無しでも
場に溶け込んでいて違和感は無かったです。

面白くて素敵なドラマでした。




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wxy812 at 21:29|PermalinkComments(0)

2019年02月18日

みかづき!やっぱり5回じゃ少ない!


第4回は‥夫であり片腕だった吾郎が出て行った後の隙間に
負の連鎖がうず巻きます‥‥

かつて千明は吾郎が子供達に勉強を教える才能に惚れたのです。
「一番惚れ込んでいたのはあなたでしょ
と勝見先生に言われた千明‥

「太陽が照らしきらない子供達を照らす月それが塾だと君は言った」
という吾郎の言葉を千明は今更ながら思い出すに至ります。

自社ビルまで建てた千明ですが心中は混沌としていました。
一番堪えていたのはますます大きくなる心の穴‥‥

強がってみたものの今更ながら吾郎への想いを知る事となります。

そして沈んだ千明の背後から突然!あの!懐かしいイケボが‥
きゃっ急に現れた吾郎にドキドキしちゃいました
ああ!私だったら飛びついちゃうのに‥

吾郎ったら千明に「一人で大変だったね」だってきゅん

千明は頑なと言うより感情表現のすこぶる下手な人だと思います。
しかし、それを一番理解しているのは吾郎だったわけでして‥

手篭めにして奪った吾郎を果たして同様に
今回は腕を封じ込めお持ち帰ったのでございます。奥様

なんで、なんで来週が最終回なのか‥
せめてせめて8回位にしてくれたらよかったのになあ‥‥

心に穴があいてしまいます

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wxy812 at 07:35|PermalinkComments(0)

2019年02月03日

みかづき第2回!良かったあ‥でも‥

「みかづき」第2回も良かったなあ‥
ふと気がつくと流れている「ダニーボーイ」

吾郎が愛を求め
内的空洞を埋めようとする姿勢で生きているのに対し

千明は陣地を拡大し外堀をかためながら
文部省への攻めの姿勢をライフワークとして生きています。

両極端であるからこそ惹かれあったのは確かです。
人間て自分に無いものを求めるという傾向があります。

でも両極端だからこそギクシャクしてしまう傾向は
それ以上に顕著なのかもしれません。

ですがこの夫婦はそれ以前に
お互いを認めあっているという事実があります。

しかしとうとうあの方が吾郎にしっかりと絡んできてしまいました。

愛を求めて止まない吾郎に対し
千明はどう反応してくるのか気になりますよねえ

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今日の読売新聞「本よみうり堂」原作を読むで
みかづきがとりあげられました。


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wxy812 at 10:02|PermalinkComments(0)

2019年01月27日

「みかづき」の時代背景


吾郎と千明が出会った昭和36年ごろ
人々はおおらかであり
男女の関係なども大胆だったのかな?と思います。
あの頃私は小学校低学年でした。
女の子も7~8歳になりますと大人の話は大方理解出来ます。

2号さん、3号さんという言葉は頻繁に耳にしましたし
オンリー、間男、浮気などもすでに知っていました。

横浜の下町ということもあるのかもしれないです。

吾郎はメリヤスの下着で外を歩いていましたが
夏などは女性も綿のシュミーズ一枚で歩いたり
胸元が大きく開いたノースリーブのワンピースで
しかも脇毛の処理無しという大胆不敵な光景はざらでした。

当時は映画で観たソフィアローレンなども
脇毛処理なしで堂々と晒していました。

赤ちゃんにおっぱいをやるお母さんは
たとえ電車の中でも堂々と
大きな白い胸を隠すことなく出していました。

開放的で隠すということをあまりしていなかったんですね。

吾郎が児童のお母様方といろいろあったとしても
学校は首にはなりましたが
当時としてはそう大したことでもなかったような気がします。

御用聞きが昼間あの家に入ったきりなかなか出て来ない類の話は
小さい耳をダンボにして聞いていました。(子供を軽くみないでね)

若い方はうっそーとおっしゃるかもしれませんが
貞操観念がゆるい時代だったのかしら

高度成長時代の男性たちは
奥様の相手をしていられない位忙しく働いていたと思います。

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ですから吾郎のように無防備で捨てられた子犬感が漂う男を
児童の母親達が黙って見逃しはしません
ちょうどいい所に若くしかも助平な用務員吾郎がいたわけです。
吾郎って求めてるじゃないですか?ねえ‥わかりますよ。

そうだ「みかづき」は塾の話なんだ教育なんだ

話がどうしても吾郎のエロさの方へ傾いてしまいます。




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wxy812 at 14:20|PermalinkComments(0)

2019年01月12日

みかづき試写会にて!


NHKにて行われた26日からの土曜ドラマ(総合21時~)
「みかづき」の第一話試写会に
永作博美さんと一生さんが参加しました。

それにしましても
お二人の芝居のマッチングの高さと掛け合いの上手さに
「一生永作現象」と制作陣に言わしめたのは流石ですね

エネルギッシュでテンションの高い千明と
自分の内面を大事にしてマイペースに生きる吾郎
バトルがあり別離を経験しますが惹かれ合っていたのは確かです。
ソウルメイトのような関係かもね。

千明と吾郎の根幹にある想いを子供達や孫が掬い取ります。

永作さんを千明一生さんを吾郎とする配役を
NHKさんが選択してくださった事に感謝いたします。

一生さんは弟さん達と年が離れているので
父親的な感覚で観察してますねえ‥
教育制度の変遷はその時々で特徴があり
子供達の生活や性格にも微妙に影響が出てきます。
それを肌で感じていらっしゃる適役でした。

放送まであと2週間です

(にしても一生さん一輝と吾郎感はありません。今入っているのは誰)

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wxy812 at 10:09|PermalinkComments(0)