抗がん剤治療
2022年09月14日
良くも悪くも、終わりは必ずある
先程、ラジオで「線路は続くよどこまでも」と歌っていましたが
どこまでもと言ったって終点は必ずあります。
この世に存在する何もかもが、どこまでも続きはしないと言う事は
誰にでもわかっています。
朝晩ようやく涼しくなり、窓を開けると
畳の上には50センチ以上程の陽射しが延びているではありませんか‥
その光景を見れば、畳が日焼けしないようにと
慌てて座布団や枕を置いたりする昨今です。
徐々に徐々に早まってきた日暮れの道を足早に歩いていると
薄いオレンジ色に染まった家々の間を縫って
蜩の鳴き声がどこからともなく聞こえてきました。
どこか物悲しい音階は「終わり」という観念を
フワ~ッと頭と胸に漂わせます‥
6月末から続く猛暑はいつ終わるのだろう?とうんざりしていましたが
秋の気配は意識の端にジワッと染み込むようにやってきました。
桜舞い散る頃に母は逝き、梅雨入り前に四十九日法要と納骨を済ませ
この家は私、弟、弟の嫁(義妹)の3人家族となりました。
そして‥‥梅雨入りしたのも束の間、まだ6月だというのに
真夏の猛暑続きのような未だかつてない日照りの洗礼を受け
空梅雨と思っていたら、今度は各地で大雨の日々‥
義妹はそんな季節の移ろいの中を抗がん剤治療と並行しながら
母の葬儀、死後の手続き
体調が良ければ出社をし仕事もこなしてきました。
しかし‥抗がん剤と相性が合わず、苦戦が続き
とうとう、腹腔鏡手術となり、ストマ造設という状況となりました。
昨年4月に手術をし、大方の癌は取り除いた義妹ですが
内蔵の一部が癌発症の部位と癒着していて
上手く離す事ができないまま縫合し
後は抗がん剤で様子をみながら治療をするという事でした。
おせち料理の広告写真が‥
新聞の紙面いっぱいに載っているのを見ました。
柄にもなく「諸行無常」という言葉が身にしみます‥
まあ‥いろいろな事が頭をよぎりますが
時間の流れの中に身を置きながら
与えられた日々を全うするのに精一杯な私です‥

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どこまでもと言ったって終点は必ずあります。
この世に存在する何もかもが、どこまでも続きはしないと言う事は
誰にでもわかっています。
朝晩ようやく涼しくなり、窓を開けると
畳の上には50センチ以上程の陽射しが延びているではありませんか‥
その光景を見れば、畳が日焼けしないようにと
慌てて座布団や枕を置いたりする昨今です。
徐々に徐々に早まってきた日暮れの道を足早に歩いていると
薄いオレンジ色に染まった家々の間を縫って
蜩の鳴き声がどこからともなく聞こえてきました。
どこか物悲しい音階は「終わり」という観念を
フワ~ッと頭と胸に漂わせます‥
6月末から続く猛暑はいつ終わるのだろう?とうんざりしていましたが
秋の気配は意識の端にジワッと染み込むようにやってきました。
桜舞い散る頃に母は逝き、梅雨入り前に四十九日法要と納骨を済ませ
この家は私、弟、弟の嫁(義妹)の3人家族となりました。
そして‥‥梅雨入りしたのも束の間、まだ6月だというのに
真夏の猛暑続きのような未だかつてない日照りの洗礼を受け
空梅雨と思っていたら、今度は各地で大雨の日々‥
義妹はそんな季節の移ろいの中を抗がん剤治療と並行しながら
母の葬儀、死後の手続き
体調が良ければ出社をし仕事もこなしてきました。
しかし‥抗がん剤と相性が合わず、苦戦が続き
とうとう、腹腔鏡手術となり、ストマ造設という状況となりました。
昨年4月に手術をし、大方の癌は取り除いた義妹ですが
内蔵の一部が癌発症の部位と癒着していて
上手く離す事ができないまま縫合し
後は抗がん剤で様子をみながら治療をするという事でした。
おせち料理の広告写真が‥
新聞の紙面いっぱいに載っているのを見ました。
柄にもなく「諸行無常」という言葉が身にしみます‥
まあ‥いろいろな事が頭をよぎりますが
時間の流れの中に身を置きながら
与えられた日々を全うするのに精一杯な私です‥

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wxy812 at 11:28|Permalink│Comments(0)