民王

2022年10月25日

高橋一生さんの第1部、第2部、第3部‥

現在の高橋一生さんは仕込み時と思われます。

俳優さんと言えども仕事以外は私生活であります。
英気を養う事はお仕事への充実に繋がりますので
静かにお待ちする所存でございます。

現在2020、’21に続き、’22.12月放送予定の
「岸辺露伴は動かない」の報告を最後に
一生さんのその後の動向が全く見えて来ない状況が続いています。



そんな中、CMでバッタリ出会った時は
感謝感激雨あられという気持ちの昂りを覚える昨今です



ふと、今までの一生さんのお仕事の歴史を思い浮かべ
その変遷に想いを馳せました。

一生さんの俳優生活の第1部を
子役の作品全てをひっくるめて子役時代とするならば
「耳をすませば」の天沢聖司の声を担当した時点が
第2部の始まりであると想うのです。

そして、この第2部は一生さんにとって
世にいう修行の時代だったような気がします。

ご自身の芝居へのスタンスは変わらずとも
一生さん自身の年齢の重ね方と、受け取る側の鷹揚さが一致した時
いきなり第3部へとなだれ込んだように記憶します。

そして第3部は「民王」といきたいところですが
私は「モザイクジャパン」といきたいです。



あの辺りから何かが変わったような気します。
それが「おんな城主直虎」の、政次へと繋がります。

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                NHK おんな城主直虎

一生さんの芝居が変わったのではなく
一生さんを観ていた観客が
一生さんの存在に気がつくと同時に
奥行きの深い芝居に気がついたのでしょうね‥

で、第1,2,3部と続きましたが
私はすでに、第4部は「岸辺露伴は動かない」から始まっているのかな?
とも想うのですが‥どうでしょうか‥

次はどんな一生さんが観られるんだろう
楽しみにお待ちしております。





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2021年02月20日

ギャラクシー賞1月度月間賞に「岸辺露伴は動かない」!



昨年末12月28、29、30日の連続3夜
NHK総合テレビで放送された「岸辺露伴は動かない」が
ギャラクシー賞のテレビ部門2021年1月度月間賞を受賞しました。
おめでとうございます嬉しいです!

選定理由として
「独特な美意識に貫かれた、奇想天外な原作の世界観を
こだわり抜かれた美術と演出で見事に再現。
小林靖子による脚本も原作のエッセンスを的確に抽出していた。
主演の高橋一生を筆頭に役者陣もハマリ役ばかり。
中でも森山未來は、その身体能力を最大限に生かし
違和感丸出しのキャラクターを見事に演じていた。」
という正に芯を貫いた超的確な批評でした。

DSCF0873
             テレビとラジオの批評誌GALACぎゃらく

高橋一生さんは第55回ギャラクシー賞(2017年4月1日~2018年~3月31日)
テレビ部門・個人賞を受賞した事があります。
このときの批評は
「大河ドラマ『おんな城主直虎』
朝ドラ『わろてんか』月9『民衆の敵』と
それぞれ個性的かつ歴史あるドラマの枠組みの作品で
物語の要となる重要な役柄を魅力的に演じました。

一生さん直虎44
 NHK大河ドラマ おんな城主直虎

『直虎』では本心を隠して影から主人公を支え続けるキャラクターを
巧みに演じ、物語の前半を牽引。
特にわずかな表情の変化で心情を伝える繊細な演技は見事でした。
また、磔にされ心臓を槍で突かれながらも最期まで“演技”をし続けた
処刑シーンも強く印象に残ります。『わろてんか』では
柔らかな物腰と芯の強さを兼ね備えた紳士役を好演し

一生さんわろてんか伊能栞13
 NHK朝のテレビ小説 わろてんか

一方『民衆の敵』ではヒロインの敵なのか味方なのか
最後までわからないグレーな役どころでドラマに陰影を与えました。
どの作品でも、彼が演じたキャラクターが
物語に色気を加えていたのも印象的です。

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                フジテレビ  民衆の敵
  
演技だけにとどまらず、CMでは10变化のコスプレや
キレのいいヲタ芸なども披露。多彩な魅力でテレビ界に
新風を吹き込んだ実績を称します。」というものでした。

ちなみに『カルテット』は第54回ギャラクシー賞で優秀賞でした。
 
一生さん氷結CM (3)
                キリン氷結CM              
遡ってみると一生さんにとって2015年の「民王」あたりから
あら?って視聴者の認識の扉に割と強くノックをしたのかな?と
思うふしがあります。
それまでも充実した仕事をこなす俳優であり
魅力的なお芝居もしてきました。
当時から一生さん推しの方々は大勢いらっしゃるようでした。

それがここ4~5年は川で言うならば急流にさしかかり
流れの速度にこちらが追いつかない位です。
もうちょっと余韻を楽しみたい気持ちはありますが
ウキウキして楽しい時間を過ごすことに問題はありませんので
一緒に流れる事にします。

ドラマや舞台で一生さんは役の人物になります。
私はその人物に興味を持ち夢中になってしまいます。
やめられません。あと何人の人物に夢中になるのだろ。

たのすぃ~です


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2020年07月11日

草刈正雄さんてすごい‥改めて想います

草刈正雄さんの存在を私自身が意識しましたのは
中学生の頃、資生堂のMG5のCMを観てからだと思います。

年数にしますと50年前の事なんですよねえ‥

その頃資生堂のモデルさんとしては
団次郎さんや前田美波里さんが華々しく活躍していたと想います‥

TVCMは勿論のことですが
当時はポスターがとっても印象的でしたし
母が資生堂化粧品の愛用者でしたので
販売店で頂く「花椿」という企業PR誌を
観るのが楽しみでした。

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草刈正雄さんはモデルは勿論
その後俳優としてドラマでも活躍されていたのは知っていましたが
正直ファンというわけではなかったので
特に気に掛けていたわけではなく
たまたま観たTVにご出演の姿を拝見する程度でした。

しかし、あの「草刈り機まさお」のCMを観た瞬間
少なからず驚かれた方はたくさんいたと思います。
あれは私の年齢に近い方に限るのかもしれませんが
インパクトがありました。

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久しぶりに草刈正雄さんの存在を強く意識しました。
それからというもの私の眼に草刈さんのお姿が頻繁に
眼に止まるようになってきました。
気に掛けるという事ってこういうことなんですね。

「民王」では総理大臣武藤泰山(遠藤憲一)と
敵対する憲民党の蔵本志郎の役がとってもコミカルで良かったです。
「美の壺」も見ていますし、瀬戸康史さん主演の「ブシメシ」も
楽しく拝見していました。
                
そしてなんと言いましても2016年の大河ドラマ
「真田丸」に私はどっぷりと嵌ってしまいました。
真田信繁、後の真田幸村の父真田昌幸の役が草刈正雄さんでした。

一年間を通し観る事になったわけですが
まあ、草刈正雄さんの俳優としての存在を改めて再認識といいますか
えっ!!?草刈さんてこんなに味のある役者さんなわけ!?と
ご本人が長年培ってきた役者としてのご経験も
ろくに注目もせずに過ごしていましたので本当に驚きました。

                
「真田丸」での存在感自体が半端ではなく
真田昌幸が間違いなくそこに居ました。
その存在が安定感を生みドラマへの期待を増大させたように想います。
穴のあくほど芝居を見せていただきました。
ただ残念なのは滑舌があまりよろしくない所があるのです。
でもまあそれも草刈さんの味わいと言えなくもないのかなぁ‥

モデルの頃の草刈さんの時代からタイムスリップして
「真田丸」の現場に急に降り立ち
想像を越える厚みと深さを増された佇まいを
目の当たりにしてしまったような感じでした。

お仕事自体はコンスタントに熟して来られたようですが
草刈さんの印象は見かけは言うまでもありませんが
意外にもお人柄は朴訥で人より前へ出たがる方では無いようですし
大変に失礼ですが決して器用で小回りがきくようには見えません。

その事が却って功を奏したと思われます。
あっという間に食べられてしまう即席漬けとは違い
じっくりおいて発酵し、しかも少し酸っぱみが加わった
美味しいお漬物みたいになられて(失礼)本当に良かったです。

私生活においては息子さんを不慮の事故で亡くされたり
ご活躍の娘さんのご心配をされたりと色々お有りのようですが
素敵な歳のとられ方をなさっていて素晴らしいと想います。

次の作品を楽しみにしております。

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2019年10月27日

「民王」高橋一生さんの解説付き!

当時テレビで「民王」は観ていましたが
池井戸潤さんの小説は読んでいませんでした。

しかし一生さんが2010年に出演しました
NHK7月期の土曜ドラマ「鉄の骨」と
昨年公開されました映画「空飛ぶタイヤ」の
池井戸さんの原作は読んでいましたし
2009年WOWOWで放送された
仲村トオルさん主演の「空飛ぶタイヤ」や
2011年の阿部寛さん主演の「下町ロケット」なども観ていました。

これらの作品は社会の構造の中に潜む歪に焦点をあて
その歪が持つ理不尽さや悪習慣などに疑問を投げかけながら
それを打破しようと戦う人々の姿を描いたものです。

そしてこの度私は高橋一生さんの解説付きと聞いて
早速「民王」を近所の本屋で買い求めました。

池井戸色とあえて言わせていただきますと(失礼します)
「民王」という作品は池井戸色が薄いように感じていたのですが
強面の総理大臣の父とそのバカ息子の魂(中身)が
入れ替わってしまうという摩訶不思議な事象の背景に
豈図らんやしっかりと息づいておりました。
原作を読んでみて確信しました。

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一生さんは解説の中において
多くの池井戸作品が
リアリズムで書かれているからこその「民王」であり
原作を大切にしながらあのように映像実現できたのは
作品の持つ懐の深さがあったからだと書かれています。

又一生さんはかねがね脚本家と俳優は脚本家から届く手紙を
俳優が芝居で返信しているような言わば文通をしているような
感じがするとおっしゃっていますが
原作者と俳優の間でもそんな相互作用が叶うなら理想的だとも
延べられています。

そしてやはり「民王」の続編を願っておられます。

今回BS朝日でのアンコール放送を記念してかのような
一生さんの解説付き「民王」って‥‥ねえ‥

「民王」買いましたがな‥奥様

もしかしたら‥あるのかなあ‥あってほしいなあ‥

なんか期待してしまいますよねえ





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2019年10月11日

民王!BS朝日で!アンコール放送!



昨日からBS朝日で夜11時より
「民王」のアンコール放送が開始しました。
テレビ欄をみると新番組の印がついています。
BSにとっては新なんですね。
地上波だったら再放送になるんでしょうけど。

貝原茂平ちゃんが大好きな私は本編「民王」と
スペシャル詰め合わせ「民王」の円盤を持っています。

ですがこうやって再び「民王」が放送される事に
喜びを感じます。

あまりにもメジャーになりすぎてストーリーは
皆さんご存知だと思います。

簡単に説明しますと
総理大臣本人と
総理大臣のバカ息子の魂が入れ替わってしまうという
摩訶不思議な事象が巻き起こすトンチンカンな出来事を
魂入れ替わりの事実を知る秘書達がなんとか周りに知られぬように
四苦八苦しながら体裁を整えるという
コメディータッチのエンターテイメントドラマです。



最近割と良くみる入れ替わりドラマのパターンではあるのですが
総理大臣に遠藤憲一さんそのバカ息子に菅田将暉さんという
見かけ強面と優男のお二人の入れ替わりの妙技が見ものです。

総理の秘書役には高橋一生さん官房長官に金田明夫さん
他、本仮屋ユイカさん、草刈正雄さん、山内圭哉さん、原金太郎さん
知瑛さん、峯村リエさん、六角精児さん、池谷のぶえさんという
実力派揃いの充実したキャストが
含みのある可笑しさを提供してくれます。

特に2015年の放送時に話題を呼んだ秘書の貝原茂平の役は
高橋一生さんです。

先日終了しました「凪のお暇」の慎二と
中の人が同じとは到底思えません

茂平という人物は父親譲りの秘書としての矜持をしっかりと持ち
ドS童貞キャラでクールでロマンティストです。
意外に切り替えが早いがドライではありません。

一生さんは貝原茂平の秘書たる動作を実になめらかに
淀みなく表現し、しかもアンニュイオーラが漂う
貝原特有のオラオラ感をSっ気たっぷりにかましています。

未視聴の方はぜひともご覧いただきたいです。
笑って楽しめるドラマです。





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