菩提寺
2023年03月22日
母の一周忌法要
忙しくても、暇でも、幸せでも、不幸せでも
泣いても、笑っても、充実していても、空っぽでも
金持ちでも、貧乏でも、友達いっぱいでも、孤独でも
生きていれば公平に時間の流れに乗って過ごすことになります。
亡くなった人はその瞬間、時間の流れから降ります。
でも、亡くなった人の親族は
亡くなった人が嘗て過ごした時間を想い
これから生きたかもしれない時間の想像をし
一周忌、三回忌、七回忌と
過ぎ行く時間の流れに想いを馳せたりします。
昨年亡くなった母が、足早に一巡りした四季の移ろいの中の
そこここに未だに存在しています。
窓を開ければ‥
窓辺の日差しの中へ足を投げ出し日向ぼっこをしている母
お隣の木蓮が満開となれば‥
お隣の奥様と話しをしながら木蓮を見上げる母
公園のベンチを見れば
散歩の途中でベンチに座って休んでいる母‥
4月14日の命日を前にして
3月15日、母の一周忌法要を無事執り行いました。
一か月前には菩提寺へ一周忌法要のお願いをし
地元のお花屋さんにも、お花の手配を済ませ
お供えも最寄りのデパートへ出向き用意しました。
当日は朝7時少し前に家を出て菩提寺のある駅に降り立ったのが10時15分
やっぱり3時間以上かかりました。
おかげ様で当日はお天気に恵まれ、列車の遅れもなく
スムーズに菩提寺に到着することが出来ました。
亡父の里である駅前の様子は刻々と変化を遂げてはいますが
土地の持つ空気の匂いは相変わらずで
菩提寺を目指し、懐深く歩いていけば古い家並みはそのままです。
予定時間より少し早めにご住職に促され本堂へ入りました。
ご住職は遠方からの私達への労いを述べた後
亡くなる前の年に母から届いたという
思うように菩提寺を参れなくなった想いを綴った手紙を読み
母へ対する想いなどを、お話しいただきました。
その後、読経となりました。
読経の中、私は母の介護に対する後悔が薄れていくのを感じました。
くよくよ考えていたわけではないのですが
無事法要が始まり、読経を聞いていましたら
ほっとして、肩の力が抜けて心が解けていきました。
桜の開花のニュースが流れる頃となりました。
亡くなる一週間前にお花見をして、桜と共にに散っていった母‥
近くの公園の桜が満開になれば
そこに又母の姿を見るのだと思います。
それは、毎年続く事になるんだろうなぁ‥

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泣いても、笑っても、充実していても、空っぽでも
金持ちでも、貧乏でも、友達いっぱいでも、孤独でも
生きていれば公平に時間の流れに乗って過ごすことになります。
亡くなった人はその瞬間、時間の流れから降ります。
でも、亡くなった人の親族は
亡くなった人が嘗て過ごした時間を想い
これから生きたかもしれない時間の想像をし
一周忌、三回忌、七回忌と
過ぎ行く時間の流れに想いを馳せたりします。
昨年亡くなった母が、足早に一巡りした四季の移ろいの中の
そこここに未だに存在しています。
窓を開ければ‥
窓辺の日差しの中へ足を投げ出し日向ぼっこをしている母
お隣の木蓮が満開となれば‥
お隣の奥様と話しをしながら木蓮を見上げる母
公園のベンチを見れば
散歩の途中でベンチに座って休んでいる母‥
4月14日の命日を前にして
3月15日、母の一周忌法要を無事執り行いました。
一か月前には菩提寺へ一周忌法要のお願いをし
地元のお花屋さんにも、お花の手配を済ませ
お供えも最寄りのデパートへ出向き用意しました。
当日は朝7時少し前に家を出て菩提寺のある駅に降り立ったのが10時15分
やっぱり3時間以上かかりました。
おかげ様で当日はお天気に恵まれ、列車の遅れもなく
スムーズに菩提寺に到着することが出来ました。
亡父の里である駅前の様子は刻々と変化を遂げてはいますが
土地の持つ空気の匂いは相変わらずで
菩提寺を目指し、懐深く歩いていけば古い家並みはそのままです。
予定時間より少し早めにご住職に促され本堂へ入りました。
ご住職は遠方からの私達への労いを述べた後
亡くなる前の年に母から届いたという
思うように菩提寺を参れなくなった想いを綴った手紙を読み
母へ対する想いなどを、お話しいただきました。
その後、読経となりました。
読経の中、私は母の介護に対する後悔が薄れていくのを感じました。
くよくよ考えていたわけではないのですが
無事法要が始まり、読経を聞いていましたら
ほっとして、肩の力が抜けて心が解けていきました。
桜の開花のニュースが流れる頃となりました。
亡くなる一週間前にお花見をして、桜と共にに散っていった母‥
近くの公園の桜が満開になれば
そこに又母の姿を見るのだと思います。
それは、毎年続く事になるんだろうなぁ‥

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wxy812 at 12:32|Permalink│Comments(0)
2022年05月21日
「インビジブル」初回は母の死の翌日でした‥
四月期のTBS金曜ドラマ「インビジブル」の初回は
母の死の翌日でした。
あれから一ヶ月以上経ってしまいました。
来週はもう第7話なんですねえ‥
母の死は私に想像以上の打撃を齎しています。
あの日‥私はなぜあんなに安心して
壁を隔てた隣の部屋で録画した映画を見ていられたのだろう‥
ふと、われに帰り、慌てて母のもとへ行ってみると
母はすでに虫の息でした‥
でも、待ってくれてはいたのですが‥‥
どんなに叫んでも、母の声を聞く事は出来ませんでした。
在宅介護の余韻はあまりにも生々しく強烈で
後悔や自責の念がどうしても体の奥底からふつふつと涌いてきます。
母の姿が消えた部屋からは、レンタルのベッドや車椅子
酸素濃縮装置、歩行器等が引き取られ
今、在るのは後飾りの母のお骨と遺影だけです‥
在宅医、ケアマネ、理学療法士、看護師、訪問歯科
訪問入浴、介護用品レンタルの方、介護施設の方‥
在宅介護に関わる多くの方々が
日々頻繁に出入りした部屋は‥火が消えたようです‥
「夏草や兵どもが夢の跡」という句がありますが
まさにそんな情緒にひたってしまいます。
88歳までは大した事もなく
何とか持ちこたえたのが奇跡のような母の体は
幼い頃の腎盂炎の発症が枷となり
お産は無理という検査データが出ていたようです。
しかし二人の子供を産みました。
ハードな仕事を40代で始め
50代でネフローゼになり入院となりますが
なんとか乗り越え再び仕事に専念できるようになりました。
しかし退職後、心臓を患い、ペースメーカーを装着し
心臓弁膜症の最先端の治療もせざるを得なくなり
強度の変形性膝関節症すら抱え、まさに満身創痍で
91歳までなんとか生きてきた母でした。
腎臓病がなければ、きっと100歳まで生きられたのでしょうね。
今、色々思い煩う私ですが
推しの存在は私を何とか持ちこたえさせてくれるのです。
可愛がって下さったお祖母様の死
確執後のお母様の死を経てからの推しの活躍を想いますと
負けず嫌いだけでなく、俯瞰のできる生き方が
無駄な力を抜くこつなのかな?とわかるのです。
推しが一生さんで良かったなぁ‥
「インビジブル」はお定まりの刑事モノでないことがわかります。
お正月のお節料理のような四角いお重の中に納まっている
いつもの刑事ドラマは結末が見えすぎて
ワクワク、ドキドキ、ハラハラ感からは程遠い場所にいます。
ところが「インビジブル」は
お重の範囲は関係なく自由に料理を盛り付けます。
いったいどうなるのか?先が見えません。
しかも警察はドジを連発しています。
リアルですねぇ‥
実際、逃げられていますよね?警察って‥
従来のTVドラマの方が完璧な警察を演じているような気がします。
一生さんの芝居は見ていて引き込まれます。
ドキドキしてしまうのです。
一体誰なのかな?警察内部の裏切り者って‥
予告通りなのかしら‥‥‥あの方が?
元気出てきます
来週日曜は菩提寺で母の四十九日法要、納骨です。
すべての事がうまくいきますように

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母の死の翌日でした。
あれから一ヶ月以上経ってしまいました。
来週はもう第7話なんですねえ‥
#インビジブル 第6話いかがでしたでしょうか😊?
— 【公式】金曜ドラマ「インビジブル」第7話は5月27日金曜よる10時 (@invisible_tbs) May 20, 2022
見逃した方は #Tver や #Paravi でご視聴いただけます💁♀️
第7話は、
5月27日金曜よる10時放送‼️
捜査一課内に内通者が…
志村&キリコのバディが立ち向かう✨
ロングバージョンの予告はこちらでご覧ください🙌#高橋一生 #柴咲コウ pic.twitter.com/7gBIPAmP3B
母の死は私に想像以上の打撃を齎しています。
あの日‥私はなぜあんなに安心して
壁を隔てた隣の部屋で録画した映画を見ていられたのだろう‥
ふと、われに帰り、慌てて母のもとへ行ってみると
母はすでに虫の息でした‥
でも、待ってくれてはいたのですが‥‥
どんなに叫んでも、母の声を聞く事は出来ませんでした。
在宅介護の余韻はあまりにも生々しく強烈で
後悔や自責の念がどうしても体の奥底からふつふつと涌いてきます。
母の姿が消えた部屋からは、レンタルのベッドや車椅子
酸素濃縮装置、歩行器等が引き取られ
今、在るのは後飾りの母のお骨と遺影だけです‥
在宅医、ケアマネ、理学療法士、看護師、訪問歯科
訪問入浴、介護用品レンタルの方、介護施設の方‥
在宅介護に関わる多くの方々が
日々頻繁に出入りした部屋は‥火が消えたようです‥
「夏草や兵どもが夢の跡」という句がありますが
まさにそんな情緒にひたってしまいます。
88歳までは大した事もなく
何とか持ちこたえたのが奇跡のような母の体は
幼い頃の腎盂炎の発症が枷となり
お産は無理という検査データが出ていたようです。
しかし二人の子供を産みました。
ハードな仕事を40代で始め
50代でネフローゼになり入院となりますが
なんとか乗り越え再び仕事に専念できるようになりました。
しかし退職後、心臓を患い、ペースメーカーを装着し
心臓弁膜症の最先端の治療もせざるを得なくなり
強度の変形性膝関節症すら抱え、まさに満身創痍で
91歳までなんとか生きてきた母でした。
腎臓病がなければ、きっと100歳まで生きられたのでしょうね。
【インビジブル】第6話 キリコによる“志村救出劇”に視聴者興奮「かっちょいい!」(全16枚)https://t.co/GvgZVQM7TA#インビジブル #高橋一生 #柴咲コウ @invisible_tbs
— ENCOUNT (@encountofficial) May 21, 2022
今、色々思い煩う私ですが
推しの存在は私を何とか持ちこたえさせてくれるのです。
可愛がって下さったお祖母様の死
確執後のお母様の死を経てからの推しの活躍を想いますと
負けず嫌いだけでなく、俯瞰のできる生き方が
無駄な力を抜くこつなのかな?とわかるのです。
推しが一生さんで良かったなぁ‥

「インビジブル」はお定まりの刑事モノでないことがわかります。
お正月のお節料理のような四角いお重の中に納まっている
いつもの刑事ドラマは結末が見えすぎて
ワクワク、ドキドキ、ハラハラ感からは程遠い場所にいます。
ところが「インビジブル」は
お重の範囲は関係なく自由に料理を盛り付けます。
いったいどうなるのか?先が見えません。
しかも警察はドジを連発しています。
リアルですねぇ‥
実際、逃げられていますよね?警察って‥
従来のTVドラマの方が完璧な警察を演じているような気がします。
一生さんの芝居は見ていて引き込まれます。
ドキドキしてしまうのです。
一体誰なのかな?警察内部の裏切り者って‥
予告通りなのかしら‥‥‥あの方が?
元気出てきます

来週日曜は菩提寺で母の四十九日法要、納骨です。
すべての事がうまくいきますように


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wxy812 at 23:38|Permalink│Comments(0)